- お見合いってスーツが絶対じゃないの?
- 女性のプロフィール写真はラフな格好が多い
- ビジネスカジュアルくらいでいい?
お見合いや初デートの時の服装選びは重要です。服装選びを間違えると、どんなに高スペックで容姿が良くても無条件でお断りされてしまいます。スーツは誠実さや品を演出するのに手堅い服装ですが、わたしはプライベートでスーツを着るのに違和感を感じて、着ませんでした。
結婚相談所で成婚退会できた立場から言うと、お見合いの服装で重要なのは「スーツかどうか」ではなく、「相手に好印象を与えられるかどうか」に尽きると思います。
この記事では、なぜスーツじゃない服装が選ばれるようになっているのか、具体的にどんな服装が正解なのかを、成婚経験者の視点から徹底的に解説します。
お見合いでスーツじゃない服装が選ばれる理由

昔は「お見合い=スーツ一択」という時代がありました。ですが、今の婚活シーンは少し変わっています。スーツじゃない服装でお見合いに臨む男性が増えているのには、ちゃんとした理由があります。
カジュアルな場所でのお見合いが増えている
ひと昔前のお見合いといえば、格式あるホテルのラウンジや料亭というイメージが強かったです。ですが、今の結婚相談所では、カフェやレストラン、ときには公園での散歩お見合いまで、場所のバリエーションが格段に広がっています。
カフェでスーツ姿の男性がいたら「誰かと打ち合わせ中かな?」「休憩中かな?」と仕事をしているイメージがまず湧くと思います。お見合いは仕事ではなくプライベートの付き合い。場所の雰囲気に合わせた服装選びが、今の時代では求められています。
スーツだと堅苦しい印象を与える
スーツはビジネスの場における「信頼と誠実さ」の象徴です。一方で、お 見合いの目的は「この人と一緒にいて楽しいか」を見極めることでもあります。
ガチガチのビジネススーツで現れた男性に対して、女性が感じるのは「仕事の延長みたいな空気」だったりします。緊張感を高めてしまい、会話が弾みにくくなることも。
特に「普段の生活が見えない」という印象を与えてしまうのは、婚活においてはネガティブな点です。
清潔感があればスーツじゃなくても好印象を与えられる
婚活において服装の評価軸は「清潔感」に尽きます。
わたしが結婚相談所を通じて学んだのは、清潔感さえ担保できていれば、スーツである必要はまったくないということ。むしろ清潔感がなければ、どれだけ高価なスーツを着ていても「スタートラインに立てていない」と言っても過言ではありません。
ジャケパンやスマートカジュアルでも、しわのない服、アイロンのかかったシャツ、磨かれた靴があれば、女性に「この人、きちんとしている」という印象を与えられます。
自分らしさを大切にする価値観が広まっている
近年の婚活市場では、「自分らしさ」を大切にする傾向が強まっています。プロフィールでも服装でも、「無理に取り繕った姿」より「自然体の自分」を見せることが成婚への近道だという考え方が主流になってきました。
スーツが普段着の人ならスーツでOK。でも普段まったくスーツを着ない人が、お見合いのためだけに慣れないスーツで臨んでも、動作や表情が硬くなって本来の魅力が半減してしまいます。
自分が着慣れた服で、相手に好印象を与えられるスタイルを選ぶ。その視点を持つだけで、お見合いはグッと楽になります。
お見合い相手との距離感を縮めやすくなる
婚活において初対面のお見合いが持つ意味は、「この人ともっと会いたいかどうか」を判断してもらうこと。そのためには、堅い雰囲気より和やかな雰囲気を作ることが重要です。
ジャケパンやスマートカジュアルは、フォーマルすぎず、カジュアルすぎない絶妙なゾーン。「少し気を遣ってくれているんだな」という印象を与えながら、会話の入りやすい雰囲気を作れます。
相手の女性も緊張しているのは同じ。服装一つで場の空気が和らぐなら、活用しない手はありません。
お見合いにおすすめのスーツじゃない服装はジャケパン

「スーツじゃなくていい」と言われても、じゃあ何を着ればいいの?と迷う人も多いはず。結論から言うと、お見合いにおけるスーツじゃない服装の正解は、ジャケパン(ジャケット+パンツのセットアップ)です。
わたしも日ごろから着慣れていることもあり、必ずジャケパンスタイルで初デートに臨んでいました。今まで服装や清潔感が理由でお断りされた、という話をアドバイザーから聞いたことはありません。
ここではジャケパンがなぜ最強なのか、選び方や着こなし方を解説します。
ジャケパンスタイルの基本的な着こなし
ジャケパンの基本は上下をあえて揃えないこと。スーツと違いセットアップではなく、異素材・異色のジャケットとパンツを組み合わせることで、こなれた印象を演出できます。
- ネイビーまたはグレーのテーラード(襟付き)ジャケット
- チノパンまたはスラックス(ベージュ、グレー、ネイビー)
- 白か水色の襟付きシャツ(インナー)
- 革靴またはきれいめレザースニーカー
これだけで「きちんと感」と「話しかけやすさ」を両立できます。初めてジャケパンに挑戦する人は、まずこの組み合わせから試してみてください。

わたしはグレーの襟付きジャケット、白い襟付きシャツ、ベージュのチノパン、革靴のローファーがメインでした
カジュアルすぎないバランスの取り方
ジャケパンの落とし穴は「カジュアルに寄りすぎること」。ジャケットを羽織っていても、インナーがTシャツ、足元がスニーカー、パンツがデニムでは婚活の場としては軽すぎます。
バランスを保つコツは「4つのうち3つはきちんと要素を入れる」こと。
- ジャケット → きちんと ✓
- インナー → カラーシャツやポロシャツ(許容範囲)
- パンツ → スラックスやチノパン ✓
- 靴 → 革靴 ✓
| 項目 | OK例1 | OK例2 | OK例3 | OK例4 |
|---|---|---|---|---|
| ジャケット | フード付き ウインドブレーカー | 襟付き | 襟付き | 襟付き |
| インナー | 襟付き | ポロシャツ カラーシャツ | 襟付き | 襟付き |
| パンツ | スラックス チノパン | スラックス チノパン | スリムデニム | スラックス チノパン |
| 靴 | 革靴 ローファー | 革靴 ローファー | 革靴 ローファー | 革のスニーカー |
「きちんと要素」を複数確保することで全体バランスが崩れません。デニムを取り入れたい場合は、濃いインディゴカラーのスリムデニムに限定するのが無難です。
清潔感と安心感を与える色とデザインの選び方
色選びは婚活において非常に重要です。鮮やかすぎる色や柄物の多用は「個性的すぎ」「派手」という印象につながり、相手に「一緒にいると疲れそう」と感じさせることも。
- ネイビー:誠実・爽やか
- グレー:落ち着き・知的
- ベージュ・キャメル:親しみやすさ・温かみ
- 白:清潔感・シンプル
まずはベースをモノトーン〜ネイビーで固め、差し色を1色加えるだけで十分。インナーのシャツで少し表情を出す程度が、ちょうどいいおしゃれ感を演出します。
柄物を使う場合は、細かいチェックやストライプまで。大きな柄・派手なプリントは婚活の場では避けたほうが安全です。
ジャケパンに合わせる靴や小物の選び方
服装が完璧でも、靴が汚れていたり小物が合っていなければ台無しです。女性は足元まで見ています。実際に「靴が汚かった男性は記憶に残っている」と言う女性は多いです。
- 革靴(ローファーやストレートチップ)が最もきちんと見える
- きれいめのレザースニーカーも可(カフェなどカジュアルな場所に限る)
- 必ず事前に磨いておく
バッグは小さめのトートバッグかショルダーバッグで、落ち着いた色味のものを。ビジネスバッグは逆にスーツに合わせると仕事帰り感が出るので避けたほうが無難です。
時計は清潔感のあるシンプルなデザインのものを。ごてごてしたメタルブレスや派手なブランド時計は相手の値踏みを想起させることがあるため、控えたほうが賢明です。
【季節別】スーツじゃないお見合いコーデ


同じジャケパンでも、季節によって素材や色の選び方が変わります。「季節感がある服装ができる人」は、それだけで女性に「センスがある」と思ってもらえます。ここでは、季節ごとのおすすめコーデを紹介します。
春の爽やかさと軽やかさを演出するコーデ
春のお見合いコーデのキーワードは「爽やか」と「軽やか」。冬の重たさを引きずらないよう、素材と色の両方で春らしさを出すことが大切です。
- ライトグレーまたはライトネイビーのテーラードジャケット(コットンまたはリネン混素材)
- ベージュまたは白のスラックス
- 淡いブルーまたは白のシャツ
- 茶色のローファー
カラーは全体的に明るめのトーンを意識するだけで、春らしい印象になります。濃いネイビーや黒は春には重く見えるため、使うなら小物程度に留めておきましょう。
夏の涼しさと清潔感を保つコーデ
夏のお見合いで一番のNGは「暑苦しい」「汗ばんでいる」印象を与えること。清潔感を保ちながらも、涼しそうに見えるコーデが求められます。
- 薄手のジャケットまたはサマーカーディガン
- 白や水色の半袖カラーシャツ(インナー)
- スリムなコットンスラックス(ライトグレー、ベージュ)
- レザーサンダルまたはスニーカー(カジュアルな場所限定)
- 茶色のローファー(どこでも使える)
インナーを長袖にするかどうかで迷う人が多いですが、カフェやレストランではエアコンが効いているので長袖シャツが無難。ただし素材は薄手のものを選んで、「夏を意識した清涼感」を演出しましょう。
秋の落ち着きと知的さを意識したコーデ
秋はお見合いシーズンのピークとも言われます。落ち着いた色味で知的な印象を演出できるため、服装面では一年で最もコーデしやすい季節です。
- キャメルまたはバーガンディのテーラードジャケット(ウール混素材)
- グレーまたはネイビーのスラックス
- 白か薄いグレーのシャツ
- 茶色または黒のレザーシューズ
秋は柄物のインナーを少し取り入れやすい季節。細かいチェックのシャツやボーダーのニットインナーなど、少し表情をつけると「おしゃれに気を遣える人」という印象を与えられます。
冬の防寒とフォーマル感を両立させるコーデ
冬のお見合いで難しいのが、「コートを脱いだあとの姿」をどう設計するか。建物の中で過ごす時間が長いため、コートを脱いだ姿こそが相手の記憶に残ります。
- ネイビーまたはグレーのウールテーラードジャケット
- ダークグレーまたはブラックのスラックス
- 白のシャツにタートルネックニットを重ね着
- ブラックまたはダークブラウンの革靴
- アウター:チェスターコートまたはウールコート(グレー・ネイビー・キャメル)
コートはシルエットがきれいなものを選びましょう。アウターは第一印象を決める重要アイテムです。特に改まったホテルラウンジでのお見合いには、チェスターコートが重宝します。
【場所別】スーツじゃないお見合いコーデ


服装選びにおいてもう一つ重要なのが場所に合わせること。どれだけ素敵な服装でも、場所のドレスコードとミスマッチがあれば「周囲への配慮ができない人」と印象が下がります。
複数の場所に行くときは主目的の場所に合わせたり、デート場所の下見をして他の人たちの服装をチェックしておくと失敗確立を減らすことができます。
カフェ・レストランでのお見合いに適したコーデ
今の結婚相談所でのお見合いで最も多い場所がカフェ・レストランです。「きちんとしているけど堅すぎない」が求められるバランスの場所。
- ジャケパン(ジャケット+チノパンまたはスラックス)
- インナーはカラーシャツやポロシャツ
- 靴はローファーまたはきれいめスニーカー
スーツはここでは「やや過剰」な印象を与えることがあります。逆にデニムパンツはカジュアルすぎる場合も。チノパンとジャケットの組み合わせが最も無難なチョイスです。
ホテルラウンジでの格式あるお見合いに合うコーデ
ホテルラウンジでのお見合いは格式があるため、全体的にフォーマル寄りに整えることが必要です。スーツでももちろんOKですが、ジャケパンでも問題ありません。
- ダークネイビーまたはチャコールグレーのテーラードジャケット
- ダークグレーまたはネイビーのスラックス
- 白のシャツ(ネクタイあり、またはなしでも可)
- 黒またはダークブラウンの革靴
色のトーンを全体的にダークに統一することで、ジャケパンでも十分な格式感を出せます。逆にここでチノパンや明るい色のジャケットは場の雰囲気と合いません。
公園・屋外でのカジュアルなお見合いコーデ
最近増えている屋外でのカジュアルなお見合いは、「会話よりも一緒に過ごす感覚を大切にする」スタイルです。ここではスマートカジュアルが正解。
- テーラードジャケットまたは薄手のブルゾン
- スリムなチノパンまたはきれいめデニム(濃いインディゴ)
- 白やライトブルーのシャツまたはポロシャツ
- ローファーまたはきれいめスニーカー
屋外は動きやすさも重要。ジャケットは軽いコットンやリネン素材が動きやすく清潔感も保てます。スニーカーは真っ白な状態に保つことが条件。少し汚れているだけで印象が大幅に下がります。
スーツじゃない服装でお見合いの第一印象を良くするコツ


服装だけ整えても、トータルの「見た目の印象」を意識しなければ効果は半減します。服装以外でお見合いの第一印象を底上げするポイントを押さえましょう。
ヘアスタイルとスキンケアに気を配る
ヘアスタイルとスキンケアを疎かにしている男性は多いです。実際、結婚式で写真を撮る時も、メイクとヘアセットを依頼すると珍しいような話をされたことがあります。
女性はヘアセットやスキンケアを日常的にしています。マニキュアやペディキュアなど自分の爪先まで気を使うのですから、相手に対しても同じ目線で見るのは想像に易いです。
「服装にこだわる前に、まず顔まわりを整える」
どれだけいいジャケットを着ていても、髪がボサボサ・無精ひげ・テカリのある肌では「清潔感がない」と判断されます。
- 髪を整える(理想はお見合いの2〜3日前に美容院へ)
- 眉毛を整える(太すぎ・細すぎNG、自然な形に)
- 肌の保湿(洗顔後に化粧水と乳液。男性でも必須)
- ひげの処理(清潔感が命。無精ひげは基本NG)
清潔感はスタートラインです。ここを外すと、どれだけいい服装をしても意味がなくなります。
香水の使いすぎに注意する
「いい匂いがしたら好印象になる」それは事実ですが、香水の使いすぎは逆効果です。
特に室内で過ごすカフェやレストランのお見合いでは、強すぎる香りは相手の女性を不快にさせることがあります。香水をつけるなら「本人から50cm以内で微かに香る程度」が正解です。
つける場所は手首の内側や耳の後ろに少量。スプレーの場合は1〜2プッシュが限界です。香りが苦手な女性も一定数いることを考えると、無香料またはほんの少量に留めるのが無難です。
プロフィール写真との印象を合わせる
当日の服装や雰囲気が写真とかけ離れていると、「なんか違う……」という違和感を相手に与えてしまいます。
お相手の女性はあなたのプロフィール写真を見てお見合いを承諾しています。そんなときに全く違うテイストの服装で来たり、身だしなみが整っていない状態で会うと、別人のような印象を与えてしまい「写真詐欺」と思われてしまう恐れもあります。
写真でスーツを着ているなら、当日もスーツかそれに近いフォーマル感のある服装に。写真でジャケパンを着ているなら、当日も同様のテイストで統一する。「写真と実物の一致感」は想像以上に女性の安心感につながります。
背筋を伸ばしてマナーを守る
身なりが良くても態度が悪いと、「普段そんな態度をしているんだろうな」「それが本性なんだろうな」とネガティブな印象をもたれてしまいます。無意識に出る癖や態度は、自分の性格の表れ。意識的に改善していきましょう。
- 時間ギリギリ、またな遅刻する
- 店員さんの態度が横暴
- 猫背、足組み、腕組み
- スマホを頻繁に触る
- クチャクチャ食べる、肘をつく、音を立ててすするなど
特に婚活では、「無意識の態度=普段の人柄」と受け取られやすいので、服装以上に“所作”が見られています。
もっと具体的なNG言動が知りたい方は以下の記事をご覧ください。
お見合いはスーツじゃない服装で自分らしさをアピールしよう


お見合いの服装で大切なのは、清潔感・場所との調和・相手への配慮の3点を満たすこと。これさえ意識すれば、ジャケパンやスマートカジュアルでも十分に好印象を与えられます。
「スーツじゃなきゃダメだ」という思い込みを外して、自分らしさを表現しながら相手に好印象を与えられる服装を選んでください。それが婚活の第一歩です。
ですが、服装を整えることは婚活の「必要条件」であって「十分条件」ではありません。どれだけ見た目を整えても、相手に選ばれるプロフィールがなければお見合い自体が組めません。お見合いが成立しても、会話や相手視点の行動がなければ交際にはつながりません。
「服装は整えた。でも全然うまくいかない」と感じているなら、婚活全体の戦略を見直す必要があります。そのときに一番心強い味方になってくれるのが、結婚相談所のカウンセラーです。
マッチングアプリと違い、結婚相談所では会員全員が「真剣に結婚を考えている人」だけ。服装を整えた状態で、真剣な出会いに踏み出したいなら、まずは自分に合った結婚相談所を探してみることをおすすめします。
各社の料金・サービス内容・成婚率を確認して、まずは無料カウンセリングを受けてみてください。一歩踏み出すだけで、婚活は大きく動き始めます。









