- 「ゲームが趣味」というだけで、婚活では不利になるんじゃないか
- オタク趣味は隠した方がいい?
- 趣味を隠さずに婚活するにはどうすればいい?
ゲーム趣味は婚活で不利です。「そんなことないですよ」「趣味は個性です」などと書かれている記事もありますが、正直わたしはそこまで楽観的にはなれませんでした。婚活パーティーでははっきり不利を感じましたし、そもそもゲーム趣味の女性は数が少ないという現実もあります。
ただ、不利であることと結婚できないことは別の話です。
わたしは32歳・年収420万・休日はほぼゲームという人間で結婚相談所に入会し、10ヶ月で成婚退会しました。趣味の不利は最後まで消えませんでしたが、それが結果を決めたわけではありませんでした。
当記事では、婚活パーティーで不利を痛感した出来事、結婚相談所では趣味が話題にすらならなかった事実、そして申し込みの承諾率を4.5%から23.9%に変えた2つの行動を、実際の数字とともにお伝えします。
ゲーマーが婚活で不利になるかどうかは「場所選び」でほぼ決まります。趣味の理解を優先するならオタク特化のとら婚、実績と知名度を基準点にするならオーネット。どちらも無料相談だけ受けて比較するのが損のない動き方です。
婚活パーティーで、はっきり不利を感じた出来事
わたしがゲーマーの不利を一番はっきり感じた場所は、結婚相談所が主催する婚活パーティーでした。これはテーマの指定がない、一般的な婚活パーティーでの話です。
参加者は外向的な人が中心だった
パーティーに参加してまず思ったのは、「外向的な人が多い」ということでした。
- 教師
- 帰国子女
- バンド活動
- 旅行
自己紹介やプロフィールカードで目についたのは、だいたいこういった顔ぶれです。職業にせよ経歴にせよ趣味にせよ、共通しているのは外向きであるということでした。
ここで考えたのは、テーマを指定しない婚活パーティーでこの層が多数を占めるということは、それが世間一般の標準なのだろうということです。「外向きの趣味を持っているのが標準」なため、インドア寄りの趣味は最初から少し不利な位置に置かれます。
そんな中で、わたしはパーティーのプロフィールカードに正直に「ゲームが趣味」と書いていました。後から隠したことが発覚すれば、その方がはるかに大きく信用を失うと考えたからです。
同じゲーム趣味の女性がいたのに、その場では一切ゲームの話が出なかった
実はそのパーティーには、ゲームが趣味の女性が参加していました。わたしはプロフィールに「ゲームが趣味」と書いています。普通に考えれば、そこで話が盛り上がってもおかしくありません。
ところが、会話の中でゲームの話は一切出ませんでした。彼女の方から触れてくることはなく、話題は当たり障りのない一般的な内容で終わりました。彼女はゲーム趣味を開示していなかったため、こちらから振ることもしませんでした。
ですが、パーティーが終わった後、その女性から申し込みが来ました。この出来事から、わたしはひとつの推測を持つようになりました。
ゲーム趣味は、女性にとって「人前では言いたくない趣味」なのではないか。
彼女自身がゲーム趣味なのに、大勢がいる婚活の場ではその話題を避けた。つまり彼女の中に「ここでゲームの話をするのはマイナスだ」という判断があった可能性が高い。ゲーム趣味にそれだけネガティブなイメージがついているということです。
これはあくまでわたしの推測で、本人に確認したわけではありません。ただ、当事者ですら人前で隠す趣味だとしたら、それを堂々と掲げている男性がどう見られるかは、だいたい想像がつきます。
テーマ指定のないパーティーが向くのは、陽キャ・アウトドア寄りの人
この経験から、婚活パーティーについてのわたしの結論は「テーマ指定のない婚活パーティーが向いているのは、陽キャ・アウトドアなど、いわゆるキラキラした側の人」です。
短時間で複数の相手と話し、アドリブと第一印象で評価が決まる形式は、明るく外向的な人ほど有利になります。ゲーマーがそこで戦うのは、わざわざ相手のホームグラウンドに乗り込むようなものです。
ただし、これはテーマ指定のない一般的なパーティーの話です。最初からゲーム好き・アニメ好きが集まる婚活パーティーなら、「言いたくても言えない」空気は発生しません。
婚活は限られた時間とお金でやるものです。わざわざ不利な場所を選ぶ理由はありません。
結婚相談所では、趣味(ゲーム)の話はほとんど出なかった
結婚相談所では、お見合いやデートでゲームの話はほとんど出ませんでした。有利でも不利でもなく「そもそも話題にならなかった」というのが正直なところです。
自分からゲームの話を振ったことは一度もない
わたしは相談所での婚活中、自分からゲームの話題を振ったことがありません。
意識的に隠していたわけではなく、相手が興味を持っていない話題を自分から出しても場が盛り上がらない、と思ったからです。仕事の話や休日の過ごし方を聞かれれば答えますが、そこからゲームの詳細に踏み込むことはしませんでした。
そして、相手から触れられることもありませんでした。
プロフィールには趣味の欄があるので、相手はわたしがゲーム好きだと知っている状態です。それでも聞かれない。つまり相手にとっても、特に興味のあるものではなかったということです。
ただし、相手もゲーム趣味だった場合は「どんなゲームをしているんですか?」と質問されることがありました。ただ、そういうケースは2〜3件でした。
68件申し込んで、ゲームの話が出たのはたった2~3件。この数字を見て、「大半の女性にとっては、興味のないことなんだな」と感じたのを覚えています。
断られた理由は、正直に言って分からない
お断りの原因が「趣味」だったのかは正直分かりません。オーネットは会員同士のやり取りに深く関与しない方式で、お断りの理由が伝えられることはありませんでした。そのため「ゲーム趣味が原因で落ちた」のかは不明です。
- 一般的な婚活パーティーでは不利
- 一般的な結婚相談所では特に触れられない
分かっているのは、お見合いやデートの場で、趣味が表面化したことは一度もなかったという事実だけです。
ただし「数」の問題は確実にある
ここまで読むと「じゃあ結婚相談所なら趣味は気にしなくていいのか」と思うかもしれません。ですが、数の問題は確実にあります。
大手マッチングアプリのPairs(ペアーズ)でゲームのコミュニティ人数を見ると、男女比は7:3~8:2くらいで、「ゲームは男の趣味」というイメージが強いです。

ここからさらに年齢、居住地、自分の好みなどを重ねていくと、選べる相手はごくわずかになります。
後で詳しく書きますが、わたしが最初の2ヶ月で承諾ゼロだった原因は、この「絞り込みすぎ」が理由の一つでした。趣味で絞り、さらに見た目で絞る。この二重の絞り込みをやっている限り、母数が足りずに詰みます。
参考までに、以前わたしが婚活女性にアンケートした際は、肯定的な意見と否定的な意見がおよそ半々という結果でした。詳しくはゲーム好き男子はモテるのか?ゲーマーの婚活方法を解説にまとめています。
要するに、ゲーム趣味は全否定はされないが、確実に一定数からは減点されるということです。これが「不利だが致命傷ではない」の実態だと思っています。
最初の2ヶ月は申込み20件で承諾0だった
ここからは実際の数字の話をします。
オーネットに入会して最初の2ヶ月、わたしの成績は申込み20件、承諾ゼロでした。
正直、この時期は「やっぱりゲーマーだからか」「年収420万では相手にされないのか」などと考え、「いつまで婚活を続けようか」というあきらめの色が見えていました。
でも実際の原因は、もっと単純なところにありました。それに気づかせてくれたのが、その後ようやく1人だけ承諾してくれた女性とのデートです。
たった1件のデートがすべての転機になった
改善前のわたしの成績は、通算で22件申し込んで承諾1件(4.5%)でした。
その1件が初めてのデートです。結論から言うとこのデートは失敗に終わりました。ただ、この失敗から出てきた2つの気づきが、後の結果をすべて決めることになります。
失敗①「写真で見るよりかっこいいですね」と言われた
初デートが終わった後、相手の女性からこう言われました。
「写真で見るよりかっこよかったです」
普通は褒め言葉として受け取るものですが、わたしは「写真が実物より悪い」と捉えました。実際、自分でも薄々そう思っていました。当時の写真は正直「かっこ悪い」「ブサイク」という自覚があったのです。
失敗② 沈黙がとても多かった
もう1つの失敗が、沈黙の多さです。
2回目のデートでは1回目の時ほど会話が続かず、間が空く。その繰り返しでした。デートが終わってお断りされたとき「これが原因だったかも」「何とかしないといけない」と本気で思ったのを覚えています。
この2つの失敗をとことん見直した結果が、次に書く3つの改善です。1件しか承諾されなかったからこそ、その1件を徹底的に反省できたとも言えます。
承諾率を4.5%から23.9%に変えた2つのこと
行き詰まったわたしが変えたのは、次の2つです。
① 写真を1.5万円かけて撮り直した(自分の魅力を上げる)
1つ目は写真です。自費で1.5万円かけて撮り直しました。この発想に至ったのには、はっきりした理由があります。
- デートで「写真で見るよりかっこいい」と言われた(=写真が実物に負けている)
- 自分でも「この写真はかっこ悪い」という自覚があった
- その写真は相談所の提携写真館で撮ったものだったが、メイクもヘアセットも一切なかった
3つ目が決め手でした。提携写真館という「用意されたもの」を使っていたので疑いもしませんでしたが、よく考えれば撮っただけで、何の手も加えていないのです。ここから「お金をかければ、もっといい写真が撮れるんじゃないか」という可能性に行きつきました。
結論から言うと、承諾率に一番強く効いたのは写真です。他の要素と比べても、影響力は明らかに写真が支配的でした。
詳しい話は申し込み受諾率が5.3倍になった筆者が解説!結婚相談所で写真が重要な理由に書いていますので、写真をどう変えたのか知りたい方はそちらをご覧ください。
そして写真の効果を最大限引き出すため、「オープンテラス」に課金。とにかく見た目をアピールすることに全力を注ぎました。(オープンテラスとは自分の顔写真を会員全員に公開する機能。当時はマッチングするまで相手の顔写真は見えない仕様だった)
② 求める条件を「可愛い人」から「生理的に無理でなければOK」に変えた(相手を選び直す)
2つ目は、自分が申し込む相手の基準です。
それまでのわたしは、正直に言えば「可愛い人」を基準に申し込んでいました。これを「生理的に受け付けなければOK」という基準に変えました。格好つけずに書くと、失敗が続いて身の程をわきまえるようになったということです。20件申し込んで1件も承諾されない現実を突きつけられ、考えを改めました。
ここで言いたいことは「高望みをしない」ではなく「身の丈に合った相手を選ぶ」ということです。
- 自分の市場価値を客観的に評価する
- 自分の市場価値と同等の人に申し込む
自分がハイスぺならハイスぺの人に申し込みをする。そうでなければそうでない人に申し込みをする。「類は友を呼ぶ」ということわざがあるように、人は同じ価値観を持っている人に親近感を覚えます。
これは、前の章で書いた「趣味で絞ると候補が減る」という話と同じです。趣味で絞る、見た目で絞る。どちらも自分で母数を削っていました。
結果:22件中1件 → 46件中11件
この2つを変えた結果が、次の数字です。
| 申込み数 | 承諾数 | 承諾率 | |
|---|---|---|---|
| 変更前 | 22件 | 1件 | 4.5% |
| 変更後 | 46件 | 11件 | 23.9% |
22件中1件(4.5%) → 46件中11件(23.9%)で、承諾率は約5倍になりました。この間、プロフィール(自己PR)の文面は一切変えていません。変えたのは写真と相手の選び方だけでした。
最終的な申込み総数は68件ですが、これに加えて相手からの申込みが25件ありました。相手からの申し込み(25件)は純粋に写真変更による効果です。
承諾のあと、デートで意識したこと
承諾率とは別に、もう1つ意識していたことがあります。
③ ポジティブな感情を出すこと
デートの場で、ポジティブな感情をきちんと表に出すことを意識していました。
これも、先ほどの初デートでの失敗が出発点です。沈黙がとても多かったデートを振り返って、「会話が続かないのは話題がないからではなく、自分の反応が薄いからではないか」と考えました。
楽しい時に楽しいと言う。おいしい時においしいと言う。文字にすると当たり前ですが、これができない人は本当に多いです。ゲーマーに限らずインドア寄りの人間は、感情を内側で処理してしまいがちで、相手から見ると「楽しんでいるのか分からない人」になります。
反応がなければ相手も話を広げられず、結果として沈黙が生まれる。当時のわたしがまさにこれでした。
ただし、ここは数字が取れていません
この③については正確な統計が取れていません。
先ほどの承諾率4.5%→23.9%は、あくまで申込みから承諾までの数字です。ポジティブな感情を出すことが効くのは、その後のデートから交際に進む段階なので、この数字には反映されていません。
効果があったという実感はありますが、数字で示せない以上、ここは感覚ベースの話として捉えてください。
10ヶ月で成婚するまでにやったこと
ここまでの流れを、時系列で整理しておきます。
| 年月 | 入会後 | 出来事 |
|---|---|---|
| 3月 | 0か月目 | 入会 |
| 3~5月 | 0~2か月目 | ・申込件数20件、承諾ゼロ |
| 5月 | 2か月目 | ・写真1.5万円で撮り直し ・申し込む相手の基準を変更 |
| 5月~8月 | 2~5か月目 | ・承諾率が4.5%→23.9%に ・申し込み総数68件 ・相手からの申し込み25件 ・ここまで会った人数は6人 |
| 8月 | 5か月目 | ・妻と出会う |
| 10月 | 7か月目 | ・告白→真剣交際へ ・休会手続き |
| 翌1月 | 10か月目 | ・成婚退会 ・投下した費用は約65万円 |
| 翌3月 | – | 結婚 |
デートまで進んだのは6人です。68件申し込んで6人と考えると少なく見えますが、結婚するのに必要な人数は1人なので、これで十分でした。
もしわたしが過去に戻って婚活をするなら
もし今わたしが32歳のゲーマーに戻って婚活を始めるなら、複数の大手から選びます。理由は品質(カウンセラー)のブレが少ないため。
- マニュアル体制なので並外れて変なカウンセラーがいない
- ブランドイメージを重視するため逆ギレされることなどない
- 自分のタイミングで入会できる(小さい相談所は定員オーバーすることがある)
個人経営の相談所は、良くも悪くもカウンセラーの色が強く出ます。クセの強い方が多いという印象で、相性が合えば心強い一方、合わなければかなりしんどいです。
その点大手はお堅くて無難です。並外れて変な人に当たる確率が低い…その理由はベテランや上長が教育をしているから。組織として人を育てている以上、良くも悪くも無難な人が出てきます。当たりを引く確率も下がる代わりに、大外れを引く確率も下がるということです。
わたしは真面目な性格なので、事務的に対応してくれる大手の方が性に合っていました。ここは完全に好みの問題なので、人情味のある対応を求める方は逆の判断になると思います。
大手ならカウンセラーのチェンジもできます。支店には複数のカウンセラーが在籍しているので、合わなければ担当を替えてもらうという選択が取れます。個人経営だと一人しかいないこともザラで、相性が悪ければ相談所ごと乗り換えるしかありません。
基準点はオーネット
わたしはまずオーネットを基準にします。
理由は「わたし自身がここで成婚しているから」ですが、最も知名度の高い相談所なので、他社を比較する時の物差しとしても使えます。
「オーネットが唯一の正解」と言うつもりはありません。人によって合う・合わないはあります。一社だけで検討すると大きく失敗するリスクがありますから、複数(3社程度)の相談所を比較・検討するのが基本です。
趣味の理解とサポートを取るなら、とら婚
オーネットと同じくらい有力な候補がとら婚です。とら婚は自社会員を検索できる機能があり、オタク趣味に興味がある人を効率よく探すことができます。(他の相談所では自社会員の検索機能はない)
正直、趣味の完全一致は難しいと思っています。ゲーム趣味の女性はそもそも数が少ないことや、ゲームにもさまざまなジャンルがあり、男性はバトル物が好き・女性はスローライフ系が好きといった傾向があります。これはオタク特化の相談所でも覆すことはできません。
ただ、「趣味を理解してくれる人」であれば話は変わります。
わたしが婚活していた頃、ゲームの話がそもそも話題になりませんでした。「結婚すると、今までのようにゲームを続けるのは無理だろう」と思っていたので特に抵抗はなかったですが、結婚後も趣味を続けたいなら、最初から通じる相手を選ぶのが良いです。
とら婚の詳しい評判はとら婚はアリ?成婚者が口コミや評判から本音レビューにまとめています。
コスパ重視・自分のペースでやりたいなら、格安のIBJ系列加盟店
もう1つの選択肢が、IBJ系列の格安加盟店です。
IBJの会員データベースを使えるので、とら婚の会員に出会えるチャンスがあります。それでいて費用は抑えられる。ここがこの選択肢の強みです。
ただしとら婚のような「同じ趣味の会員を自動で絞り込むフィルター機能」は使えません。あくまでIBJ全体の会員の中から、自分で探し当てる形になります。また、カウンセラーによる手厚いサポートも期待できません。自分で検索して、自分で判断する形になります。
手間はかかりますが、チャンスは確実に存在します。探す手間を取るか、費用を取るかという選択です。
数で勝負するなら、複数連盟に加盟している相談所
母数の問題を正面から解決したいなら、複数の連盟に加盟している相談所に入会するという手もあります。1つの連盟だけだと検索できる会員が限られますが、複数連盟に加盟していればその分だけ母集団が広がります。
ただし、複数連盟の相談所は料金が高額になりがちな点がデメリット。各連盟でシステムも別れているため、複数のマッチングアプリを運用するイメージに近く、手間は増えます。
まとめ|不利は消えない。ただし増幅させないことはできる
近年、女性のゲーム趣味が浸透してきていますが、婚活におけるゲーム趣味の不利は完全になくすことはできないと思います。
婚活パーティーでははっきり不利を感じましたし、ゲームは熱中させるようにできている=依存してしまう人が一定数居る=ネガティブイメージは多少つく。当事者ですら人前では隠す趣味なのですから、そう簡単に評価がひっくり返ることはないでしょう。
ただ、不利を増幅させないことはできます。
- 場所を選ぶ:相談所か、趣味限定のパーティーを選ぶ
- 絞り込みを緩める:趣味で絞る分、見た目は緩める
- 自分の魅力を上げる:趣味より写真の影響が一番大きい
わたしがやったのは結局この3つだけです。ゲーム趣味を隠したわけでも克服したわけでもありません。不利が効きにくい戦い方を選んだだけです。
これで、32歳・年収420万・ゲーマーのわたしが10ヶ月で成婚退会しました。同じことで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

