彼女と結婚の合意が取れたら、考えなければいけないのが
- 入籍の手続き
- 結婚式の段取り
- 新居に引越し
- 新婚旅行の計画
正直、面倒くさいと思ってしまう方も居ると思います。
そこで当記事では、入籍に関わる上記の事柄について
- なにをやらなければいけないのか
- 注意点
- かかる費用
これらを
- 結婚相談所を10か月で成婚退会
- 結婚式はフォトウェディング
- 新婚旅行は3泊5日の海外旅行
の筆者が解説します。
入籍までにやること
先ほども述べましたが、入籍時にやることは
この中で一番時間がかかるのは結婚式の段取りで、3か月~6か月くらいかかります。
特に人気の場所、人気のシーズン(春と秋)には人が集中し、1年前から予約を取らないといけない。
ということも間々あるため「先に入籍を済ませ式は後から」というカップルも普通に居ます。
わたしも式を挙げたのは入籍後でした
以下に、具体的な日程感を解説します。
入籍の手続き
ブライダルチェック
ザックリ言うと性に関する健康診断のこと。
受ける時期に明確な基準はなく、将来子供を希望するなら性行為をする前に受けておいた方が良いというもの。
健康診断なので、当然早ければ早いほど良いです
晩婚化が進む昨今、不妊治療と共に知名度が徐々に上がってきている印象。
受けるに越したことはないですし病院側としては儲かるため、どのサイトを開いても肯定的な意見しかありません。
ですが、結婚相手やその親が受けるよう求めたり、その結果で結婚の可否を決める。なんて裏話もある様子。
「強制」や「説得」をせず、当事者同士が納得した上で受けるのであれば良いと思います。
名前も秀逸で大きなデメリットも無い。良く出来た商品だと思います
婚姻届けを提出
郵送でも可能。
土日祝日でも婚姻届けの窓口は開いているため、希望する日に最寄りの役所へ提出しましょう。
婚姻届けには夫婦以外に証人2人分の署名と押印が必要。
家族や友人、会社の人間でも良いですが、両家の親一名ずつ署名するのがオーソドックスなパターンです。
わたしも両家の父から署名をもらいました
また、婚姻の内容が住民票に反映されるのに1週間ほどかかります。
会社や保険・免許証など、すぐに更新したい方は「婚姻受理証明書」をもらうと、婚姻の証明書として利用できます。
更に平日なら転入届or転居届も併せて提出すると手間が省けます。
会社に入籍報告
婚姻届けが受理されたら会社に入籍の報告をしましょう。
会社員の方は健康保険や厚生年金の切り替えがあるため、報告は必須です。
婚姻の関係が分かる住民票か婚姻受理証明書。どちらかを提出すれば、手続きは会社の方でやってもらえます。
会社によってはご祝儀(数万円)をもらえることもあります。
結婚式の段取り
- 結婚式の準備
- 式、披露宴費用の支払い(残金)
- 席次表などペーパーアイテムの制作
- 心付けやお車代の用意
- 持ち込み品の搬入
結婚式、披露宴、二次会
両家顔合わせ
将来親族となる相手ですから、結婚前に一度はしておいた方が良いです。
結納するほどでもないけど、一度は顔を合わせておきたい。
そのような考えから「顔合わせ」+「食事会」が多数派。
実施状況 | 割合(%) |
---|---|
両方行った | 5.2 |
結納のみ行った | 2.7 |
顔合わせのみ行った | 83.9 |
どちらも行わなかった | 8.2 |
場所は「料亭」「レストラン」「ホテル」がメジャーのようです。
実施状況 | 割合(%) |
---|---|
料亭 | 34.6 |
レストラン | 23.1 |
ホテル | 19.2 |
妻の家 | 3.8 |
結婚式場 | 3.8 |
夫の家 | 1.9 |
公式HPがあるお店は予約フォームで目的を記入できることもあるので
- 「顔合わせ」
- 「打ち合わせ」
- 「商談」
など、近い選択肢を選んでおくと、お店の人も配慮してくれます。
わたしは料亭で顔合わせをしました
場所は両家の中間くらいにあるお店で、アクセスしやすい場所にするのが無難。
以下のようなサイトでも取り扱っています。
婚約記念品の購入
男性から女性に贈る品は婚約指輪が定番。
ネックレスや時計、イヤリングを贈ることもありますが、9割近くは婚約指輪を贈っています。
贈った記念品 | 割合(%) |
---|---|
婚約指輪 | 89.8 |
ネックレス | 7.7 |
時計 | 2.0 |
ピアス・イアリング | 1.0 |
その他 | 4.2 |
※複数回答
婚約指輪の費用は平均36万円です。
女性から男性(返礼品)にはスーツや腕時計が一般的。他には趣味に関するものや長く使えるものなど。多岐に渡ります。
式場を決める
式場選びは早めに動きましょう。
式場の予約は一般的に3か月以上必要な事が多く、人気の場所・人気のシーズンだと1年待ちも珍しくはありません。
わたしはフォトウェディングでしたが、ギリギリ3か月後に予約が取れました
ジューンブライド(6月)はブライダル業界が閑散期の売り上げ向上を狙って打ち出したマーケット戦略。
結婚式は春(3月~5月)か秋(9月~11月)に挙げる方が多いです。
式場選びのポイントは以下の通りです。
- 予算に合う事
- 人数に見合う会場があること
- 環境やムードが良いこと
- 交通の便がいい 最寄り駅や送迎バスの有無
- サービスが行き届いている
- 貸衣装が豊富
注意点は、ネットや広告で記載されている情報は最安値だということ。
参加人数が増えれば当然費用は高くなりますし、衣装や小物のレンタルは平気で数千円~数万円かかります。
例えば
- 留袖は一着3万円~8万円
- 料理は一人1万~5万円
- ティアラは5000円
など。小物全てをレンタルすると10万円・20万円は軽く飛びます。
結納
婚約が確定したしるしに酒肴、衣類、現金を送る儀式。
最近は少数派ですが、家柄によってはある場合もあります。
念のため両親に相談してみた方が良いです。
時期 | 土日の11~15時が一般的 |
---|---|
場所 | ホテル、料亭、結婚式場の一室を借りることもある |
結納品 | 3品からあるが、7品、9品が一般的。両家で数をそろえるのが良い |
結納金 | 男性の給料の2、3か月分が多い。地域によって呼び名が違う |
目録、受書 | 市販のものを使うのが一般的 |
家族書、親族書 | 体裁、記入の範囲は両家でバランスをとる |
服装 | スーツが無難 |
時期 | 土日の11~15時が一般的 |
---|---|
場所 | ホテル、料亭、結婚式場の一室を借りることもある |
結納品 | 3品からあるが、7品、9品が一般的。 両家で数をそろえるのが良い |
結納金 | 男性の給料の2、3か月分が多い。 地域によって呼び名が違う |
目録、受書 | 市販のものを使うのが一般的 |
家族書、親族書 | 体裁、記入の範囲は両家でバランスをとる |
服装 | スーツが無難 |
招待
招待状は本人名。主賓には持参してお願いする。
人数は新郎の関係者、新婦の関係者で極力合わせるのが一般的です。
婚礼衣装
新郎新婦の式服は9割以上の人が貸衣装を選んでいます。
シーズン中の結婚式では早めに予約を入れましょう。
衣装の打ち合わせで別日に1日使います。
結婚指輪
リングは金やプラチナ。宝石はダイヤが人気で、平均費用は26万円。
私個人の体感としてはプラチナのほうが多い印象
購入時は二人で選んだほうが無難です。
結婚指輪の決定者 | 割合(%) |
---|---|
夫 | 1.9 |
妻 | 10.1 |
2人で | 87.7 |
無回答 | 0.2 |
裏には入籍日と2人のイニシャルが彫られることがほとんど。
どんな文字を入れるかは自分で選べますが「数字」「アルファベット」「記号」から選ぶことになります。
例えば
- 西暦/月/日 A to B
- 西暦.月.日 A & B
- 西暦・年・月 A♡B
上記のような刻印がほとんど。
既製品でも1か月程度は時間がかかるので、式で使いたい場合は事前に購入しておきましょう。
指輪の交換は神前式、仏前式どちらでも申し出れば対応してもらえます。
引き出物
かさばるもの、重いもの、使わないものは不評。
また、性別や年代によっても好みは別れるため、全ての人を満足させることは不可能と思った方が良いです。
そのような背景もあり、自分で選べるカタログギフトは定番の商品。
引き出物の内容 | 割合(%) |
---|---|
食器類 | 19.9 |
キッチン用品 | 4.5 |
キッチン以外の家電製品 | 0.2 |
カタログギフト(WEB) | 39.6 |
カタログギフト(冊子) | 51.7 |
※複数回答
ただ「欲しいものが無い」「安っぽい」という理由で一定の不満があるのも特徴。
カタログギフトには送料やシステム料が含まれているため、商品の価値は値段以下となり、値段が低いと選択肢(品数)も少なくなる。
といった特徴があります。
カタログギフトにはどんな商品が掲載されているのか。自分達でも確認しておいた方が良いでしょう
披露宴の席次を決める
基本的には会社同士、友人同士といったグループで分けます。
両親・親族は末席、主賓や上司、先輩などが上席になります。
一つのテーブルに上手く収まらないことも有るため、式場関係者と相談しながら決めると良いです。
新居の契約・引越し
物件の契約
将来子供を望むなら2LDK以上の間取りの方が良いです。
2DK以下の物件に住んでいると、子供が産まれて手狭に感じ、引越しするケースが多いです。
ただ
- 引っ越す前提で考えている
- 少しでも家賃を浮かせたい
- その地域のことを知りたい
- 実際に住んでみてから考える
このように何らかの理由で「敢えてそうしている」のであれば構いません。
また、一人の時間も大事にしたいならお互いの個室は持った方が良いです。
3回引越しした筆者の経験としては
- 通りの多い道路沿い・線路沿い
- 植え込みに虫食いの跡が多い
- 近所に昭和な長屋や空き家が多い
- 近所に「餌やり禁止」の看板がある
このような所は避けた方が無難です。
引越し
引越し業者を選ぶときは
- 必ず相見積もりを取る(2~3社)
- 即決しない
がポイント。
正直、大手も中小でもサービスの質に大差ありません。
大手の引越し業者でも、アルバイトを含んだチーム制で動いていたり、下請け業者に依頼していたりするため接客の品質は並。
エアコン工事などをお願いする時は職人さんを手配してくれますが、各々が動いている感じで、それほど連携は取れているわけではない。といった印象。
建設業ではそれが普通なんですけどね
むしろ、広告費にお金をかけている分、大手の方が割高。といったケースは間々あります。
新婚旅行の計画
旅行の計画をする
当然ですが、どこに行くかによって期日が変わります。
目安は
場所 | 旅行期間 | 準備 |
---|---|---|
国内 | 5日 | 1か月前から |
海外 | 7日 | 3か月前から |
特にツアーに申し込むなら、これくらいの日程感で企画されることが多いです。
パスポートの準備をする
海外に行くなら必要。
発行されるまでに1週間程度の時間と6000円~2万2000円の費用がかかります(有効期限・年齢・未交付失効により変動)
申請は代理人でもできますが、受け取りは本人が窓口に行かなければいけません。
窓口は以下のサイトから確認できます。
都道府県との連携|外務省
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/page22_004041.html
荷物の準備をする
筆者が個人的に思うことは
- 飛行機(海外)や夜行バス用に快眠グッズ
- 新幹線の自由席では耳栓かNCイヤホン
- 3時間以上運転するなら眠気覚まし
NC:Noise Cancel(ノイズキャンセル)
これらは年齢を重ねるごとに重要度が増してくると感じます。
特に飛行機や夜行バスは疲労感がMAXで「できれば乗りたくない」「お金をかけてでもいい席に座りたい」と思ってしまいます。
筆者の体験談
日程の決め方
わたしは、「引越し」と「入籍」がほぼ同時期、その後「結婚式」「旅行」という順番でした。
- 両親に結婚の意思を伝える
- 相手の両親に挨拶(約4万円)
- 結婚式場を決める(約10万円)
- 結婚指輪の購入(約30万円)
- 両家顔合わせ(約6万円)
- 婚姻届けに署名
- 結婚式の段取り(衣装のサイズ測定)
- 婚約指輪の購入(約30万円)
- 新居の内覧
- 結婚式の段取り(留袖のサイズ測定)
- 新居の契約(約20万円)
- 引越し(約12万円)
- 婚姻届け提出
- 結婚式(約60万円)
- 披露宴(妻の地元にて)
- 新婚旅行契約(約40万円)
- 新婚旅行
最初に決めたのは入籍日。
12月頃、両親への顔合わせと結婚の話を持ち出したときに「春頃」と決め打ちしました。
そこから、3月でキリのいい日を入籍日に決め、その日付に合わせて指輪と式場、住居を契約。
結婚式場は予約でほぼ埋まっていて、入籍日に合わせることはできませんでした
新婚旅行は「結婚式の準備で忙しくなるだろうから」という理由で後回しにしました。
印象に残っていること
印象の強い順に上げると以下のような感じ。
- 妻の両親との顔合わせが最も緊張した
- 披露宴も緊張した
- 結婚式は結構お金がかかった
- 海外旅行はもう行く気にならない
- 指輪は買ってよかった
- 婚姻届けは細心の注意を払った
- 家柄には細心の注意を払わないといけない
- 結婚式の準備は比較的楽だった
順番に解説します。
妻の両親との顔合わせが最も緊張した
お店と言葉選びには凄く気を遣いました。
この時に行ったお店は以下の場所。
【公式】旬和席うおまん なんばパークス店 (cfs-japan.com)
妻から両親の好みや性格などを十分聞いたうえで選び、会う直前は凄くソワソワしていたことを覚えています。
意識していたことは曖昧な態度を見せないこと。
具体的には
- 結婚の時期を決めておく
- 「○○さんと結婚します」と言い切った
- 面接のようにハキハキ答えることを意識した
妻がトイレで席を立った時は、ヒーラーの居ないボス戦のような不安・寂しさ・緊張感がありました。
披露宴も緊張した
とにかくスピーチの内容を考えていました。
妻の両親から頼まれ、妻の親戚が一堂に会する披露宴に参加。
完全アウェーの状況で「まずやらされるだろう」と思い、1分程度のスピーチの内容を直前まで考えていました。
結果としては上々の出来でした。
「今日は遠い所、私達のためにお集まりいただきありがとうございます」
「あ、でも一番遠いのは私達か」
と何気なく入れたセルフ突っ込みにドッと笑いが起きたのを覚えています。
結婚式は結構お金がかかった
ネットで見た金額は40万円ほどでしたが、なんだかんだで70万円近くかかった覚えがあります。
ブライダル業界はとにかく人件費がかかるもの。
「一生に一度のイベントのため失礼があってはいけない」
初来店の時から至れり尽くせりの対応で、それが価格に転換されています。
使う品も高級品ばかりのためレンタル費用もバカになりません。
広告でうたっている冠婚葬祭の費用は最低価格。そこから2倍、3倍に膨れ上がるのは普通。
と思って見た方が丁度良いかもしれません
海外旅行はもう行く気にならない
大手旅行代理店のツアーに申し込みましたが
- 10時間のフライト(エコノミー)は疲れる
- 些細なイレギュラーに遭遇したときの言葉の壁
- 現地の料理は口に合わない
- インフラ設備の使い方がイマイチ分からない
思い出は作れましたが、ネガティブな印象の方が強く「もう一度行きたいか?」と聞かれたら「行きたくない」と答えます。
ただ、海外に行くことで日本の良さを再認識することができました
ネットで何時間も情報収集はしましたが、ケースバイケースであることが多く、実際に行ってみないと分からないことも多いです。
指輪は買ってよかった
結婚指輪は一緒に買うことをおすすめします。
結婚して何年も経つと気持ちも薄れるかもしれませんが、買った瞬間は気持ちにブーストがかかります。
妻に指輪の希望について聞くと「ティファニーかカルティエが良い」と言っていたことから、購入時は彼女の意向も汲み取る方が良いです。
女性は指輪に対して一定のこだわりがあることが多いです
帰り道、エスカレーターで指輪をじっと眺めている妻を見ているとほほえましい気分になりました。
婚姻届けは細心の注意を払った
婚姻届けは不備があると入籍日がズレる恐れがあったため、2か月前から用意していました。
また、その日のうちに修正できるよう、朝一で役所に提出しました。
承認の欄に不備があったら、最悪バイクで実家に行く覚悟をしていました
家柄には細心の注意を払わないといけない
婚姻届けの証人を両親にお願いした時「どちらの氏にするかは相手のお家によく確認した方が良い」と言われ、妻を経由して確認してもらいました。
その他「うちは分家だから」と言っていたり、顔合わせの時も「こちらから行った方が良いのではないか」とへりくだったスタンスを取っていたことから、相手の家柄には注意を払った方が良い。と感じます。
結婚式の準備は比較的楽だった
お互い両親+兄弟しか参加せず、披露宴も特になかったため、それほど手間はかかりませんでした。
むしろ情報収集をしたり、何かを決める時の方が手間だったかもしれません。
- 披露宴をする
- 同時に沢山のことをしようとする
だと、負担は大きいです。
かかった費用
項目 | かかった金額(およそ) |
---|---|
顔合わせ(食事) | 12万円 |
指輪(結婚+婚約) | 60万円 |
結婚式(フォトウェディング) | 70万円 |
引越し | 32万円 |
新婚旅行(海外) | 40万円 |
合計 | 212万円 |
項目 | かかった金額(およそ) |
---|---|
顔合わせ(食事) | 12万円 |
指輪(結婚+婚約) | 60万円 |
結婚式(フォトウェディング) | 70万円 |
引越し | 32万円 |
新婚旅行(海外) | 40万円 |
合計 | 212万円 |
わたしは大体これくらいのお金がかかりました。
結婚式はもう少しグレードを落として、新婚旅行は国内にしておけば、もう少し安くできたかなと思います。
結婚費用を抑えるためには
結婚式は人生の一大イベントですが、その費用が負担になることもあります。
そこで結婚費用を抑えるための方法を紹介します。
小規模、少人数にすること
披露宴をしない(フォトウェディング)
シーズンを避ける
自前する・自分でやる
小規模、少人数にすること
簡単にできる方法は人数を少なくすること。
大勢のゲストを招待すると、会場の費用、食事、引き出物など、あらゆる費用が増えてしまいます。
婚礼用の料理は味だけでなく、見た目にもこだわるもの。一人1万円以上は平気でかかります
そのため、本当に大切な家族や親族に絞ることで、費用は大幅に削減できます。
また、小規模な結婚式は気軽でアットホームな雰囲気を作りやすく、ゲスト一人一人とゆっくり会話をする時間も増えます。
披露宴をしない(フォトウェディング)
結婚式の後に行われる披露宴は大きな費用がかかるものです。
披露宴は文字通り披露する場。
会場は広く、料理は豪華。スタッフも懇切丁寧な対応で人件費がかかり100万円は下りません。
そのため、最近はフォトウェディングを選ぶカップルが増えています。
フォトウェディングなら
- 披露宴にかかる費用を抑えることができる
- ロケーションの選択肢が広がる
ため、満足の行く写真を撮りやすいメリットがあります。
シーズンを避ける
結婚式や旅行には人気のシーズンがあります。
例えば、結婚式なら5月・10月・11月。旅行なら大型連休など。
この時期には申し込みが殺到するため、金額を釣り上げるのはよくある話。
費用を抑えたいなら、オフシーズンの利用も検討してみて下さい。
項目 | ハイシーズン | オフシーズン |
---|---|---|
結婚式 | 5月、10月、11月 休日・大安 | 1月、2月、7月、8月、12月 平日・仏滅 |
旅行 | 3連休・GW・盆休み・年末年始 | 平日 |
項目 | ハイシーズン | オフシーズン |
---|---|---|
結婚式 | 5月、10月、11月 休日・大安 | 1月、2月、7月、8月、12月 平日・仏滅 |
旅行 | 3連休・GW・盆休み・年末年始 | 平日 |
自前する・自分でやる
結婚式の費用を抑えるためには、自分たちでできることを増やすことも大切です。
例えば
- 招待状や席次表を手作りする
- デコレーションをDIYする
- 友人や家族に協力をお願いする
このように工夫次第で多くのコストを削減できます。
ただし、失敗して作り直したり、大量に作る方がコストがかかる場合がありますので、ほどほどに。
入籍準備で後回しにしない方が良いこと
結婚は人生の大きなイベント。そのため様々な手間が発生します。
忙しい日々の中でつい後回しにしてしまい「あの時やっておけばよかった…」と後悔する。
なんてことも珍しくはありません。
そこで、ここでは入籍準備で後回しにしない方が良いことを4つ紹介します。
両親への挨拶
両親への挨拶は信頼関係を深めるための第一歩。
相手の両親はあなたのことを深く知っているわけではありませんから、数少ない情報で信頼に値する人物かを見定めることになります。
そんな時に挨拶もせず、いきなり「結婚しました」「子供ができました」という報告をされたらどう思うか。
引越しの挨拶ならまだしも、将来身内になる関係なのに挨拶をしないのは「礼を失している」「礼儀が無い」と思われて当然。
会社や取引先で挨拶を交わさないと気分悪いですよね
挨拶をすることで
- アドバイスがもらえる
- 祝福の言葉がもらえる
このような自身や安心感に繋がる可能性もあります。
忙しい日々の中でも両親への挨拶の時間はしっかり確保するようにしましょう。
住所変更
代表的なものは
- 銀行口座
- クレジットカード
- 保険
- スマホキャリア
- 勤務先
- 免許証
保険や金融機関といった緊急時に必要になるものは最優先で手続きをしましょう。
スマホ、勤務先、免許証などは、数日間は旧住所でもさほど問題にはなりません。
(ただし1週間を目安に)
病院の診察券は保険証の住所が変われば気付いてくれますし、その他の個人情報は郵便局に転居届を出していれば気付くことができます。
写真撮影
結婚式や披露宴を控えていなくても、写真撮影は後回しにしない方が良いです。
理由は
- 加齢によって肌が衰えたり、体型が変化する
- 妊娠・出産すると余計にタイミングを失う
今が一番若い時。時間はいくらお金をかけても取り戻せません。
特に結婚の写真は一生残るものですので、写真館などで撮影だけでもしておいたほうが良い。
と個人的には思います。
旅行
もし旅行に行きたいのなら、妊娠・出産するまでに行っておいた方が良いです。
理由は
- 妊娠・出産すると余計にタイミングを失う
- 年を取ると遠出するのもしんどくなる
年を取ってからも旅行はできますが、若い時ほどアクティブさはなくなるため、刺激は薄くなりがち。
また、子供が小さいと旅行に集中できず、受ける疲労感が大きくなります。
わたしは妻が妊娠するまでに海外旅行1回。国内旅行5~10回くらい行きました
まとめ:面倒くさがらずやることで信頼を得られる
入籍関連のイベントは目白押しで面倒ですよね。
自分達だけならまだしも、両親や周りの人間も関わってくるため、まるで仕事をしているような緊張感があります。
ですが、結婚するということはそれだけの責任が伴うということ。
この試練を乗り越えたら、大きな経験になり、人として成長できることでしょう。