信頼ってよく聞く言葉だけど
- 具体的にはどんな人のことを言うのか
- 信頼を築くには具体的に何をすればいいのか
精神的なものなので定量的に測るのは難しいですが、信頼を築く方法は存在します。
当記事では
- 結婚相談所を10か月で成婚退会
- 社会人経験16年キーエンス関連会社に8年間勤務
- ライトゲーマー
である筆者が
- 信頼を築く方法
- 信頼を築く時の注意点
- 信頼を失った瞬間(体験談)
を解説します。
信頼を築く方法
信頼には大きく分けて人としての信頼とプロとしての信頼に分けられます。
ここでは恋愛や人間関係に必要な人としての信頼の築き方について解説します。
大きく分けると以下のようなものを持っていると信頼される人になります。
- 誠意:私利・私欲を離れて、正直に熱心に事にあたる心
- 謙虚:控え目で、つつましいこと。へりくだって、すなおに相手の意見などを受け入れること
- 共感力:他人の意見や感情などにそのとおりだと感じること
- 主張:自分の意見や持論を他に認めさせようとして、強く言い張ること
- 道徳:人々が、善悪をわきまえて正しい行為をなすために、守り従わねばならない規範の総体
これらを具体的に言うと次項のようになります。
誠意
誠意には次のようなものがあります。
以下、詳しく解説していきます。
約束を守る
子供のころから教わる当たり前のことですが、約束を破る人は普通に居ます。
理由として考えられるのは以下の2点。
- それほど重要なものだと思っていない
- 大人になって叱られることが無い
婚活市場には色んな人が居ます。
- 「微妙だけど一応会ってみるか」という考えの人
- 婚活市場に対して不信感を持っている人
- そもそも約束を軽く見ている人
人の考え方は様々ですが、一番の被害者は期待している相手。
わたしも当日にドタキャンされたことがありますが、その時に被った被害は以下の通り。
待ち合わせ場所に行く時間 | 2時間 |
待ち合わせ場所に行く交通費 | 2000円 |
デートの計画をする時間 | 2時間 |
下見の時間・お金 | 6時間 2000円 |
しかも
「具合が悪くなったので帰ります。ごめんなさい」
と人の善意を悪用した断り方だったで本当に腹が立ちました。
音信不通になって初めてドタキャンだった事が分かる…。「手慣れてるな」と思いました
約束を破るということは、時間的・経済的な損失を相手に与える行為だということを理解するべきです。
このことを理解していたら、事前に連絡するはずですし、誠心誠意謝罪する言葉も出てくるはずです
類は友を呼ぶ。
という言葉があるように、約束を当たり前のように破っていると周りには約束を守らない人ばかりが集まるようになります。
挨拶をする
当たり前のことですが、しない人は普通に居ます。
これはわたしの体感ですが
- 1割はガン無視
- 2割は普通に挨拶する
- 3割は自分から絶対に挨拶しない
- 4割は声が小さくて聞こえない
会社だと、こんな割合でした。
ちゃんと挨拶する人はグループのリーダーだったり、管理者だったり…人として尊敬できる人ばかりです。
少し専門的な話をすると、挨拶は存在承認の一つです。
承認には
- 結果承認:その人がやった結果や成果を褒める
- 行動承認:その人の行動や努力したことを褒める
- 存在承認:その人自身や内面を褒める
の3つがあり、挨拶は存在承認と呼ばれる最上位の承認です。
つまり、挨拶しないということは相手の存在を認めていない。ということ。
「たかが挨拶」と思われるかもしれませんが、自分から挨拶しない人は75%の女性が「不快感を感じる」と回答しています。
挨拶するだけで印象が良くなるなら安いものと思いませんか?
謝罪や感謝の言葉を素直に言う
当たり前のことですが、できない人は多いです。
特に男性はプライドが高く「弱みを見せてはいけない」という本能をもっているため、素直に気持ちを言えないことが多いです。
言い訳をする人が圧倒的に多い…
そのような人を観察すると、固定観念が強い人が多いです。
10人居たら10通りの考えがあると認識し、自分の考えが絶対的に正しいと思わないこと。
有名な著書、人を動かす(D・カーネギー)に次のようなフレーズがあります。
自分の考えを主張して、たとえ相手を論破できたとしても、相手の好感を得られることはありません。
あなたはプライドと信頼。どちらを取りますか?
謙虚
謙虚には次のようなものがあります。
以下、詳しく解説していきます。
誰にでも公平に接する
会社では主任、家庭では父、親の前では息子。
人はそれぞれ持っている立場がありますから、態度が変わるのは当然ですが…。
誰に対しても偉そうな態度を取ったり、自分の考えが正しいと押し付けるのはNGです。
代表的なものが、目上や権威のある人には愛想がいい人。
でも部下には立場の優位性を使って、残業を強要したり「評価に響く」と言って脅しをかけてくる。
今でも、女性に対して年齢や年収でマウントを取ってくる男性は多いです
本性は目下の存在に対してどのような態度を取るか。で分かります。
部下、後輩、女性、子供、犬、猫…
力(権力、財力、筋力)を誇示したり、暴力でねじ伏せるのは理性の無い動物のやること。
そのような人間についていきたいと思う女性は居ません。
自慢したり見栄を張らない
これをすることで得られるものは「自分が満足する」というだけです。
自慢される側は基本的に相手をほめますよね?
つまり、自慢はほめることを強要している行為。
とも言えます。
自慢とは「自分の承認欲求を満たすために相手のエネルギーを奪う行為」とわたしは定義しています
「自分はこれだけ仕事ができるんだ」
と権威を主張するのに使えるかもしれませんが、人間関係、ましてパートナーとなる間柄では、どちらが上か、どちらが下か。
という考えがそもそも不要です。
共感力
共感力には次のようなものがあります。
以下、詳しく解説していきます。
相手のことに興味・関心を寄せる
人は自分のことにしか興味がありません。
相手を不快な気分にさせるのは自慢話や自分の話ばかりする人。
そして「そのような人に限って、相手(女性)の話はつまらなさそう・興味なさそうに聞く」と女性たちは口をそろえて言います。
- 相手の話を聞いていますか?
- 自分のアピールばかりしていませんか?
モテない人は自分の好きな話で楽しませようとしますが、モテる人は相手の好きな話で楽しませようとします。
- 相手に語らせる(相手7:自分3くらい)
- 自分の話は相手から情報を引き出す呼び水
- 適度に相づちを入れる
- 感情表現を豊かにする
- 否定しない(肯定できない時はオウム返しする)
- 相手と同じことをしてみる
- 相手のことをファンだと思う
間違えてもスマホをいじったりしないで下さい。
相手を信用する
信用してもらうには、まず自分が相手を信用しなければいけません。
これが出来ない内はまだ相手のことを無意識的に疑っている状態。
自分では隠しているつもりでも自然と態度に現れ、相手も信用されていないと感じ取ります。
信用していない状態とは
- きっと浮気している
- いつも小言・命令ばかり
- 部下を持ったことなんてないくせに
- 彼女にお金の管理は任せられない
このように「他人が悪い」「他人に責任がある」と思っている状態。
信用が無いと、どんなことも悪いように捉えられてしまいます。
笑い声にも苛立ちを覚えたり…
コロナで外出自粛が増え、家庭崩壊に拍車がかかったそうですが、それも信頼関係が崩れている証拠。
相手が変わるのを待つのではなく、自分から進んでいきましょう。
相手を認める
相手を認める行為は、相手のことを受け入れていないとできません。
そして「認める」「承認する」という行為には種類があります。
過去に県大会で優勝したことを褒める場合。
- 結果承認:「県大会で優勝したんだ。すごい!」
- 行動承認:「毎日遅くまで練習してたもんね」
- 存在承認:「粘り強い精神力を持ってるもんね」
そして伝え方にも3種類あり
- YOUメッセージ:「○○さんは粘り強い精神力を持ってるね」
- Iメッセージ:「○○さんは粘り強い精神力を持ってるね。私も見習わないと」
- WEメッセージ:「○○さんは粘り強い精神力を持ってるね。みんなも一目置いていたよ」
大抵の人は「結果承認」+「YOUメッセージ」という組み合わせで褒めますが、最も承認欲求を満たすのは「存在承認」+「WEメッセージ」です。
初めましての状態でWEメッセージは中々できませんが、Iメッセージなら比較的簡単にできます。
自分がどう感じたのかを併せて伝えるとより強力な誉め言葉となりますので参考にしてください。
踏み込み過ぎない
恋愛は互いの熱量に差があると、低い方が引いてしまいます。
初めの頃は信頼関係がまだ築けていないため、必要以上に相手の深い部分に入り込まないように注意が必要です。
例えば
- 初対面で住所を聞く
- 初対面で家庭環境を聞く
- 初対面で過去のトラウマの話をする
これらはデートしていると自然と教えてくれるようになります。
相手が言ってくれるようになるまで踏み込まないようにしましょう。
最初は世間話やプロフィールに載っている情報から話題を作るのが良いです
(参考記事:距離を縮める・関係を築くための方法と、してはいけない事)
どうしても聞きたい場合は「差し支えなければ…」と前置きし、ためらっているようであれば、すぐに謝り話題を変えてください。
その他、女性が振られて困る話は
- 過去の恋愛話(付き合った人数、別れた原因)
- 婚活状況(今もデートしている男性は居るのか)
- 今までデートした女性の愚痴
- 下ネタ
一部のメディアでは「恋愛観を知りたいなら過去の恋愛話を聞くと良い」と推奨していますが、個人的には聞かない方が良いと思っています。
その理由は
- 回答に困る質問だから
- ネガティブな話題(別れ話)が必ず出てくるため
誰にも言いたくない過去はあります。
恋愛観を知りたいなら
- 普段の彼女の言動から察する
- 仲良くなってからする
恋愛話は相手の気持ちを手っ取り早く聞ける良い質問ですが、相手を傷つけてしまう恐れもある諸刃の剣です
主張
主張には次のようなものがあります。
以下、詳しく解説していきます。
自分の意見をちゃんと伝える
基本的には相手に共感して受け入れることですが、全く自分の主張をしないと
- 意志が弱い
- 受け身
と思われてしまいますので、強要しない程度に言いたいことは言うようにしましょう。
周りに流されて自分の気持ちを押し殺すのは、自分に嘘をついている状態です。
それを続けていると自分への信頼。
すなわち自信が失われていきます。
主張する時は
- 相手の意見を真っ向から否定しない
- 先出しする
- きつい言葉を使わない
例えば、彼女自身が痩せているからといって「デブは嫌い」とハッキリ言ってしまうと、彼女の恩師が太っていたり、両親が太っていたりして怒らせてしまう恐れがあります。
そうならないように、オブラートに包んだ言葉遣いに慣れておく方が良いでしょう。
きつい言い方 | オブラートに包んだ言葉遣い |
---|---|
アホ | 思慮が浅い |
ハゲ | 坊主、薄い、禿頭(とくとう) |
チビ | 小柄 |
デブ | ふくよか、ぽっちゃり |
嫌い | 苦手 |
不味い | 口に合わない |
うざい | わずらわしい、苛立たしい |
面倒 | 骨が折れる、難しい |
容姿に関する事は「思っても言わない」が一番いいです
自己開示する
まだ信頼が築けていない時は、まず自分の情報を先に言うようにしましょう。
自分が先に言うことで
- 流れや会話のきっかけが生まれる
- 「こんなレベルで良い」という模範解答を示せる
- 「彼が行ってくれたから私も…」と言い辛い情報も出してくれやすい
- 逃げの姿勢を感じず、信用度が上がる
このように後に喋る人が話しやすくなります。
後出しだと「合わせている」という逃げの姿勢を感じ、イマイチ信用されません
わたしは婚活パーティーの時「好きなアーティストは誰ですか?」と具体的な名前を求められ、思いつく限り回答すると、相手女性が「私もその辺りです」と回答。
それを聞いた瞬間「人には答えさせておいて自分は言わないんかい!」とイラっとした記憶があります。
言わせておいて自分は答えない(「同じです」と言う)のは最悪です
ブレない
自分の意見や考えは曲げないようにしましょう。
考えや価値観は一致した方が仲良くなりやすいですが、相手に合わせるやり方は信用されません。
無理して背伸びをしてもいずれバレますし、自分が辛いだけです。
大事なのは
- 自分の考えを押し付けない
- 正解は人の数だけある
と認識すること。
親も育った環境も違う他人なのだから、価値観は違って当り前です。
道徳
道徳には次のようなものがあります。
以下、詳しく解説していきます。
悪口・陰口を言わない
もし恋人が常に誰かの悪口ばかり言っていたらどう思うでしょうか。
- 気が滅入る
- 「自分の悪口も言っているかもしれない」と思う
感情は伝染します。
悪口・陰口を日常的に口にしていると
- 聞いてる側はイライラしてくる
- 返答に困る
言う側は気が晴れますが、聞く側は返答に困る話題。
言わば他人からエネルギーを奪う行為です。
どうしても言いたい場合は、
- 腹を割って話せる人に限定して話す
- いつまでも引きずらない
- 気に入らない人と距離を置く。縁を切る
このようなことをして、信頼関係の浅い内は言わないようにしましょう。
嘘をつかない
人間は楽をしたがる生き物です。
1回の嘘がバレることはあまり無いですが、味を占め、何度も繰り返してしまうのが嘘の怖い所。
その結果、話に矛盾が生じていずれボロが出ます。
賢い人は嘘をつかず、話をそらします。
例えば
- 歯切れの悪い言葉を使う(かもしれない)
- 論点をずらす
- 責任転換する
- 理論武装する
それでも気付く人は気付きますし、嘘と同じように信用されなくなります。
ただ馬鹿正直では信用は得られない事があります。
信用される人は「自分から」「言葉を選んで」伝えます。
嘘の段階 | |
---|---|
レベル1 | 全て馬鹿正直に伝える |
レベル2 | 嘘をつく |
レベル3 | 嘘はつかないが隠す |
レベル4 | 触れない。話題に出さない |
レベル5 | 自分から・言葉を選んで伝える |
レベル4が圧倒的に多い
マナーを守る
マナーを守れない人は人格を疑われます。
例えば
- ポイ捨てする
- 店員に横暴な態度を取る
- 歩きたばこをする
このようなことを平気でできる人は
- 「周りの迷惑を考えていない」
- 「自分の事しか考えていない」
- 「いつか私にも同じような事をする」
このように思われます。
ポイ捨ては7割以上の女性が「すぐにでも別れたい」と思うほど、評判の悪い行為
他にも
- トイレで手を洗わない
- 脱いだ靴を足で退ける
- 人を指差す
このように、カメラや人が見ていない所でも、マナーを守る生き方をするのが最も信用されます。
信頼を築くときの注意点
信頼を築くときの注意点は
ということ。
以下、順番に解説していきます。
まずは自分から歩み寄る
信頼が築けていない人、関係が悪い人は
- 「あいつが悪い」
- 「思い通りに動いてくれない」
- 「変わってほしい」
と他人に目を向けがちですが、それでは信頼を得ることはできません。
ポイントは相手の自尊心を満たすこと。
そのためにやるべきは自分の正しさを証明することではなく、他人を理解し肯定することです。
- 相手が嫌がることはしない(自分が嫌なことではない)
- 相手の事情や背景を知り、それを汲み取る
- 否定しない
- アピールではなく同調をする
人は自分を肯定してくれる人・認めてくれる人に好感を抱くものです。
人は自分が満たされて初めて他人に目を向けることができます
誰からも好かれる人は居ない
「相手に共感して寄り添える人」が信頼される人の条件ですが、誰とでも仲良くなれるわけではありません。
みなさんは「ロバと老夫婦」という話をご存じでしょうか。
(参考:https://pbs.twimg.com/media/CArOcUOU8AApf2e?format=jpg&name=small)
つまり、どんな行動・選択をしても全ての人を納得させることはできません。
それなら「自分が信じる道を進むのが一番良い」とわたしは思います
どうしても合わない人が居たら距離を置く
子供の頃、誰もが一度は「他人には優しくしなさい」「人様には迷惑をかけるな」と言われたことがあるのではないでしょうか。
それが理想ですが、世の中には
- 話の通じない人
- 他人の心を理解することができない人
- 考えが合わない人
が必ず存在します。
そのような人に自分の時間を奪われ、ストレスで身体に影響が出るようであれば、無理に好かれようと頑張らず
- 距離を置く
- 縁を切る
という考えも必要になってきます。
わたしも過去、別の部署の上長に「○○さん(上司)と縁を切りたいです」と意思を表明したことがあります。
最終的にはわたしが会社を去ることになりましたが、去る決断をして縁を切ったのは良かったと思っています。
自分を守れるのは自分だけです
時間がかかるが失うのは一瞬
信頼を築くのには時間がかかります。
その理由は
- 大きな信頼を得られるほどの問題はほぼ起きない
- 詐欺目的で近づいてくる人も居る
- 生涯を共にするパートナーを探しているため
- 自分が満たされて初めて他者を気遣えるため
- 過去の経験から
ただ、一度信頼を失うと「嫌い」「許せない」というイメージが定着し、懐疑的に見られるようになります。
数秒見ただけの第一印象が6か月間続く。と言われているので、裏切られたときの記憶は根強く残るでしょう
場合によっては一生しこりが残ったまま。
ということも珍しくありません。
因みに妻が「今でも許せない・忘れないこと」として覚えている事は以下の通り。
- 妊娠中に浮気をしていたこと
- 育児で大変な時に助けてくれなかったこと
- 夫の親に暴言を吐かれたこと
- 自分の親の悪口を言われたこと
- 体調が悪い時でも妻が家事をするのが当然だという言動をされたこと
引用:なせ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか(高草木陽光 左右社 2017年)
仕事が忙しいのは分かりますが、大事な場面でパートナーのこと思いやれないと「一緒に暮らす意義」が薄れます。
そのためにも
- 最低限の料理スキルは持っておいた方が良い
- お産の時は定時で帰り、自分の事は2の次にする
- 彼女の体調が悪い時は「自分が」家事をする
このような覚悟は持っておいた方が良いです。
別れ話を持ちかけられた時にはもう手遅れ。そうならないように予防することが大事です
信頼を失った瞬間(体験談)
ここでは筆者が、過去の経験から「信頼できなくなった」と思った瞬間をピックアップ。
このような言動をしていると、高確率で嫌われるのでご注意ください。
金貸して
これは身内に言われた言葉であり「家を出よう」と思ったきっかけにもなった出来事です。
お金の貸し借りは人間関係を壊す。
と言われますが、その理由を身をもって体験しました。
お金を貸すと
- 貸した方はいつまでも覚えている(重要)
- 借りた側は忘れる
- 一度お金を貸すと、2回目断った時にキレられる
- 取り立てるのが難しい
一番嫌なのは「返してもらうまで覚えておかなければいけない」という点。
貸す側が忘れてしまうと踏み倒されますし、なかなか返済してくれないと不満が募るのでストレスになります。
逆に借りた側は苦労して手に入れたお金じゃないので忘れることが多く、1度でも貸すと「前は貸してくれたじゃない!」とキレられたりします。
お金を借りるという事は、そもそも計画性の無さが露呈している証拠。お願いしにくる時点で信用できないです
すみませんね~(笑)
これは後から入ってきた同年代の社員に言われた言葉。
本人は謝っているつもりでしたが誠意が感じられず、キレそうになりました。
事の発端は業務内容を教えている時。
突然先輩からお願いされた依頼でしたが、やたらプライドが高い人で、マニュアル並みに細かい説明を求められ半日潰されました。
1~2時間くらいで終わるだろうと見込んでいただけに、イライラが徐々に募り、昼休みになった時に言われた一言。
本人は謝っているつもりでしたが、態度が軽く
- 「それなら1から10まで言わせるな」
- 「まずはやってみて、それから聞けよ!」
という気持ちが噴出して胸ぐらをつかみたい気持ちになりました。
完璧主義なのは悪くないですが、相手の時間に配慮する方が人間関係では大事です
じゃ、後はよろしく
これは会社の40代先輩から言われた言葉。
会社の倉庫で測定をしている時に、その先輩が片付け忘れた荷物が原因で測定結果に異常が出ていました。
調べること十数分…。
やっと原因を特定してその先輩に注意を兼ねた報告をすると
「ああ~そっかぁ、忘れてたわ」
「じゃ、後はよろしく」
と自分が原因だったにもかかわらず、謝りもせず、あまつさえ片付けをこちらにやらせる始末。
一瞬ポカンとしました。
相手が誰であろうと、自分に非があるなら素直に謝るべき。この先輩はプライドの塊のような人でした
ホテルが汚かった
これは友人(同性)に言われた言葉。
3回目の旅行に行った時に泊まったホテルが気に入らなかったようですが
- 自分から誘って、お金は出さない・計画も丸投げ
- 1~2回目の費用も全く出していない
- 友人の妻の目の前でこちらが悪いみたいな言い方
「どうせ今回も金出さないだろ?」と思い、あえて訳アリのホテルを選んだのですが…
これ以降「この友人とは絶対に旅行に行かない」と誓いました。
誘っておいて丸投げは最悪。自分の言動には責任は取るべきです
成果会でガチ否定
これは仕事の成果発表会での出来事。
後から入社した10歳ほど年上の女性から
「計画性が無い」
と率直にダメ出しをされ、その女性のことをハッキリ「嫌い」と思うようになりました。
言っていることは事実なんですが、言い方が気に入らなかった
工場長がその女性に対して
「そう思ったのなら、なぜ提言しなかったのですか?」
と聞くと、その女性は
「当時、私はメンバー(下)の立場だったので気を使った」
という旨の回答をしていましたが
「言い方には気を使わないんだな…」と少し呆れました。
自分の有能さをアピールするために、他人を陥れることもいとわない…そんな印象を感じました
初心者にほめられても嬉しくない
これは交流会で知り合った(自称)コーチから頂いたお言葉。
1対1で話をしている時に、悩み相談のような雰囲気になり「セールストーク上手いですね~」とほめたときに言われた一言。
冗談のようなノリで言ったのかもしれませんが、そう言われた瞬間、彼に対するイメージが180度変わりました。
何気ない一言が関係を崩すこともあります。初めの内はフランクになり過ぎないように一定の距離感を保った方が良いです
仲良くなりたい人だけLINE登録してください
これは交流会の終盤。
「LINE交換しましょう」という流れになった時にとある男性が放った一言。
言いたいことは分かるけども
- 重い
- 選り好みしている感じが気に入らない
で、良い印象を抱きませんでした。
効率を求め過ぎると「人の心を分かってない」とか「自分勝手」というイメージを植え付けます
余計なことは言わず一旦全員とLINE登録し、やり取りが続かなかったら後で削除すれば良いだけなのに…
と心の中で思いました。
余計な一言
あるセミナーで受講生同士アフタートークをしていた時。
わたしが受講生の一人(男性)の事を「人当りが良さそうで好印象」とほめると、別の女性が
「カモにし易いってこと?」と横槍を入れてきました。
その瞬間、その女性に対して「この人とは分かり合えない」と思いました。
その女性の方は事前のやり取りで
- 仕事には不満はないが、周囲の男性から嫌味を言われる
- きっと、女性に対して偏見を持っているに違いない
- 愛嬌のある女性は可愛がられるが、わたしはそんな生き方したくない
このような書き込みをしており「プライドが高い人」というイメージがありました。
大体、人間関係で不快に思われるのはプライドが高い人
まとめ:自分から与える。自己犠牲にならない
信頼される人。というのは基本的に頼りになる人のこと。
つまり相手に何かを与えられる人になります。
大抵は自分の時間を使って与えることになるのですが、これを嫌って自分を優先していると信頼される人からは遠ざかってしまいます。
ですが、与えすぎると自分のことができなくなります。
このバランスをうまく保って、自分にとっての最適解を導き出してください。