結婚相談所で結婚して後悔しない方法を10か月で成婚退会した筆者が解説

結婚相談所で結婚して後悔しない方法を10か月で成婚退会した筆者が解説

結婚相談所は本気で結婚したい人が集まる場所。

そのため展開が早く「良く考えずに結婚を決めると後悔してしまうんじゃないか」と心配する人もいると思います。

そこで当記事では

  • 結婚相談所で結婚して後悔する人の特徴
  • 結婚相談所で結婚して後悔しないための方法

これらについて

  • 結婚相談所を10か月で成婚退会
  • 2017年に入籍
  • 2020年に第一子を授かる

このような経歴を持っている筆者が解説します。

結論:相手のことを尊重する性格は超重要

目次

結婚相談所で結婚して後悔する人の特徴

結婚相談所で結婚して後悔する人の特徴

結婚相談所で結婚して後悔する人は次の特徴に当てはまることが多いです。

以下、順番に解説します。

焦って結婚を早まった

結婚相談所は早い決断が求められます。

例えばIBJでは、交際が始まって3か月以内に結論を出さなければいけないルールがあるため、惰性で結婚してしまう人も中には居るかもしれません。

年齢や周囲のプレッシャーにより焦りがあると、「まぁいいか」となりやすいです

結婚や婚約により、大きなお金が動いたり、周囲の人間を巻き込むと引くに引けなくなりますから、それまでに相手を見極める必要があります。

お相手の性格や互いの価値観を十分に確認しなかった

結婚相談所では

  • 最短・最速でお付き合いが進む
  • スペックありきの出会い
  • ライバルの存在

などから

  • 「こんなにスペックのいい人とは二度と会えない」
  • 「自分の年齢ではこれくらいの人が妥協点」
  • 「早くしないと、ライバルに先を越されてしまう」

このように考え、価値観のすり合わせをなあなあで済ませてしまった結果、後悔してしまうケースもあり得ます。

はやる気持ちも分かりますが、結婚は一生涯続くもの。

お互いの価値観や人生観を共有することは大事です。

自分の意思が弱く周囲の意見に流された

両親や友人の意見に流されて結婚を決めると後悔することが多いです。

周囲の意見を参考にするのは良いですが、それを一番の決め手にしないこと。

両親や友人は結婚生活まで責任をとってくれません

「お前が決めたことだろ」と一蹴されるのがオチ

自分を幸せにできるのは自分だけです。

周囲に相談せずに結婚を決めた

一方、周囲に全く相談せず、自分だけで結婚を決めてしまうのもリスクがあります。

最も気を付けなければいけないことは無知からくる安易な考え。

人に相談することで

  • 自分とは違った考え
  • 他人事だからこそできる冷静な判断
  • 「これだけはしておいた方が良い」という経験談

など、致命傷を避ける知識を授けてくれることが多いです。

入籍のタイミングを明確に決めなかった

入籍のタイミングは明確に決めないと

  • タイミングを逃し婚約破棄される
  • ズルズル同棲を続けてしまう
  • 見切り発車して生活が成り立たなくなる

など、将来的なトラブルに発展することもあります。

入籍のタイミングは「仕事が落ち着いたら」とか「お金が貯まったら」ではなく

「○月○日」になったら。と時間で決めるようにしましょう。

目次に戻る

結婚相談所で結婚して後悔しないために確認すべきこと

結婚相談所で結婚して後悔しないために確認すべきこと

ここでは結婚したことを後悔しないために、事前に確認すべきポイントについて解説します。

相手を尊重する性格か

個人的にはこれが最も重要と思っています。

もしパートナーが相手を尊重する性格なら、意見の相違があっても前向きな話し合いができるため。

人は自分のことを優先する生き物

他人のことを第一に考えられる人はなかなか居ません。

相手を尊重する人かを見極めるコツは

  • 普段、汚い言葉を使わない
  • 悪口・陰口を言わない
  • 受けた厚意や恩はちゃんと返す
  • 自分からも与える
  • 余裕がない時に見せる顔

「次はわたしが払います」「次はわたしが計画します」と言ってくれる人は超貴重です

余裕がない時に見せる顔とは

  • 忙しい時の態度
  • イライラしている時の態度
  • イレギュラーが発生した時の態度
  • 車を運転している時の態度
  • 身内に見せる態度

このような時にどんな言葉を言うか。がその人の本質を表します。

これらは、1回のデートで見れるものではないため、お付き合いを重ねて見定めてください。

働き方やキャリア観

キャリアは時間をかけて築いていくものですから簡単に手放せない人が多いもの。

今の職場に居たい人同士だと、住まいが限られてしまい、そこから後悔に発展しやすいです。

  • 共働き希望なら、その他の条件が縛られること
  • キャリア重視なら、相手には経済力を求めない
  • 収入が高い方の希望が通りやすい

このような意識を持つ方が良いです。

また、キャリアを重視する人は家庭の時間をどう割り振るか。といった課題も生じます。

  • 一人の時間も大事と思っている
  • 愛情表現は必須ではない

このような人とお付き合いする方がお互い不満が溜まりにくいです。

わたしも妻と交際している時に「パートやアルバイトでも働いてくれた方が嬉しい」と伝えたことがあります

子供の有無

子供を持つかどうか、そしてそのタイミングについては明確に話し合っておいた方が良いです。

実際に子育てをしてみて思うことは、最初はとにかく時間がかかる後半はとにかくお金がかかる。ということ。

出産や子育てに関しては国や自治体から助成金が出るため、さほど経済的に負担な印象はありませんが、身の回りの世話は全て親が代行するため、時間が凄く奪われます。

言うことを聞いてくれず、心が折れたことも何度もありました

対して、教育費は年齢が上がるにつれ上がっていき、大学に行くとなると大きな出費になります。

子供ができると待ったなしになりますから、自分のライフプランとしっかり照らし合わせて、ある程度見込みを立てておくのが良いです。

家事や育児の役割分担

これもよく言われる不満ポイント。

役割分担については結婚する前によく話し合って決めておくことをおすすめします。

不満が出やすいのは「年収や働いている時間だけで家事の割合を決める」こと。

例えば

  • 夫は毎日残業して9時に帰宅。
    妻は定時帰りなため、家事を全て妻に任せる
  • 夫が年収600万円。
    妻が年収300万円のため、家事の8割を妻に任せる

仕事で頑張っているのは分かるけど、実際に働いている姿を見ないとその苦労は分かってもらえないもの。

いくら社長が裏で頑張っていたとしても、重役出勤している姿を見ると不満に思われます。

それなら初めからルールを作る方が不満は出にくいです

ただ、話すタイミングには注意が必要。

仮交際の時に細かく希望を伝えすぎると「今言うこと?」と思われてしまいます。

結婚が現実味を帯びてきた真剣交際やプロポーズ前後のタイミングに話すのが無難でしょう。

親族との付き合い方

離婚の原因として、昔から根強くある要素。

結婚すると親族とは切っても切れない関係になりますから、大きな不満に発展しやすいです。

  • 親戚付き合いはある方か
  • どれくらい関与するのか

これらは事前に話し合っておいた方がトラブルを防げます。

我が家はお互い親族との付き合いはしたくない派だったので、すんなり話は進みました

金銭感覚

  • 「結婚は愛があれば乗り越えられる」
  • 「お金よりも性格」

それは間違いないですが、厳密に言えば、最低限生活できる経済力と愛。です。

現実を生きていくには現実を見る目が必要

金銭感覚が合わないと、結婚生活において大きなストレスとなることがあります。

日々の生活レベルや貯金額。将来のライフプランはどう考えているか。など。

金銭に関する価値観を共有できるかどうかをしっかり確認しておくことも大事です。

わたしは妻の家を見て金銭感覚をチェックしましたし、妻からは貯金額の話を切り出されたりしました

信教

宗教に対する考え方も事前に確認しておいた方が良いです。

特に異なる宗教を持っている場合や、信仰心の強さにギャップがある場合。価値観の相違が発生しやすいです。

また、宗教だけでなく、マルチビジネスに手を出しているか。も気にする人は多いです。

わたしもアムウェイに入っているかどうかを聞かれました

目次に戻る

結婚相談所の結婚で後悔を減らすためのポイント

結婚相談所の結婚で後悔を減らすためのポイント

人間、嫌な面の一つや二つはあるもの。

そこで、ここでは後悔を減らすための具体的な方法を解説します。

覚悟する

わたしは、結婚相談所に入会する前からある程度のことは覚悟していました。

  • 最悪、妻と子供一人までなら養える
  • 最悪、子供はできなくても良い
  • 最悪、両親と縁を切れる
  • 最悪、理解が得られなかったら駆け落ちする
  • 嫌な点の一つや二つはあるもの

そのため「浪費癖が無い」「宗教に入っていない」「キツイ性格じゃない」ことが分かれば、後は誰でも良い。という感じで、そのような覚悟を持っていたからこそ、とんとん拍子に話が進んでいった所があります。

結婚相談所は展開が早いです。

いつ重要な決断を迫られても良いように、最悪の事態を想定し、受け入れておくことをおすすめします。

自分のペースで活動できる結婚相談所を選ぶ

  • じっくり時間をかけたい
  • 焦って判断したくない

という場合は、自分のペースで活動できる結婚相談所を選ぶのも良いです。

具体的にはIBJ以外の結婚相談所がおすすめ。

IBJは交際3か月以内に結論を出さなければいけないルールがあるため、そのような縛りの無い相談所の方が向いているかもしれません。

当ブログで紹介している結婚相談所の中では

などがあります。

事前のカウンセリングでニーズを明確にする

覚悟を決める。にも通ずる部分ではありますが…

入会前の無料カウンセリングや、入会直後の面談で自分のニーズを明確にしておくことは大切です。

自分の軸が無いと何となくで婚活を進めてしまい、迷いや妥協が生まれたり、流されてしまって後悔することが往々にしてあります。

自分を幸せにできるのは自分自身

誰も結婚に対して責任は取ってくれませんから、自分がどんな結婚生活を望んでいるのか、しっかり自己分析して自覚するようにしましょう。

迷いがあるならしっかり婚活アドバイザーにしっかり相談しましょう

以下でも参考記事がありますので、お悩みの方はご覧ください。

アフターフォローを活用する

結婚相談所のアフターフォローを利用することも、後悔を減らす上では有効です。

当ブログで紹介している結婚相談所の中では

などが、アフターフォローの体制について言及しています。

会費を払い続けていればサポートしてくれるところもありますので、気になる方は無料相談の時に聞いてみるのが良いです。

ただ、結婚相談所は営利目的で運営しているため、若干のセールスが入ることは覚悟してください。

専門家のアドバイスを受ける

結婚生活にはさまざまな課題が伴います。

時には専門家に聞かないと分からないような複雑な問題もあるため、問題が起こった際には迷わず相談することをおすすめします。

例えば

  • 慰謝料請求などの法的な問題
  • ライフプランに関する税理上の問題
  • 精神的な問題を解消するメンタルコーチ

人の悩みを解消してくれる人物は必ずどこかに居るものです。

目次に戻る

結婚相談所で結婚後に後悔なく幸せに過ごすコツ

結婚相談所で結婚後に後悔なく幸せに過ごすコツ

ここでは、幸せな結婚生活を送るための具体的なコツを6つ紹介します。

協力する姿勢を忘れない

これができなくなったら終わり。

パートナーが今でも覚えている許せない&忘れないことベスト5の内

  • 2位:育児で大変な時に助けてくれなかった
  • 5位:体調が悪い時でも妻が家事をするのが当然だという言動をされた

引用:なせ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか(高草木陽光 左右社 2017年)

このように、パートナーが大変な時に非協力的な姿勢を見せると、一生根に持たれます。

もし、お金がない・時間が無い。このような時でもパートナーが助けを求めてきたときは前向きに協力する姿勢を見せましょう。

ポイントは公平性を求めないこと。

「いつも助けてばかりで不公平」「たまにはこっちも助けてほしい」と思うのではなく「自分の右手が悲鳴を上げている」と思うべき。

右手が悲鳴を上げているなら左手で補おうとするはずですし、右手に負担がかからないような対策を施すことでしょう。

間違っても「いつも右手ばかり休んで不公平」なんて発想にはならないはずです。

夫婦は運命を共にする関係ですから、パートナーの問題は自分の問題として捉えるべきです。

ささいなことでも気になることは話し合う

何も言わない。は同意と捉えられる。

パートナーが不満を口にしたことは一度もなかったのに、ある日突然離婚を突きつけられる。

これは小さな不満が積もり積もった結果です。

そうならないようにするには、ささいなことでも気になることは話し合う習慣を持つこと。

人は言わないと伝わりませんし、何も言わないと「不満がない」「同意した」と見なされます。

不満は言わなければ伝わらない

また、ささいなことでも話し合えるようになるためには雰囲気づくりも重要です。

相手の意見を否定してばかりだと「言っても無駄」と思われ話してくれなくなりますし、聞くだけで何もしてくれないと「頼りにならない」と思われ、やはり話をしてくれなくなります。

わざわざ意見を言ってくるということは、相手にとっては大事なことである可能性大。

軽くあしらわずに、キチンと相手の方を向いて真剣に話を聞く姿勢を見せるようにしましょう。

お互いを尊重し思いやる

win-winを探す。

お互いを尊重するということは

  • 相手の考えを否定しない
  • 自分の考えを押し付けない

ということ。

もし相手の考えが理解できない時は、否定も肯定もせず「○○はそういう考えを持っているんだね」と、事実をありのままに受け入れることがポイントです。

そこに対して無理に説得をしようとするのではなく、落としどころを探ること。

お互いが納得する道を探すのは難しいですが、だからこそやる価値があります。

お互い意見を主張する⇒どうすれば解決できるかに目を向ける

例えば

「育児に疲れたから1日だけでも有給を取って代わってほしい」と言われたけど「会社を休みたくない」と思っている場合。

  • 両親や友人に助けを求める
  • お金を出してベビーシッターを雇う
  • 預かり保育をしてもらう

このように「○○だから無理」一蹴するのではなく、最大限パートナーの希望に添える案を探すこと。

このような姿勢を普段から見せることがパートナーの信頼を得ることに繋がります。

過度な干渉は避ける

夫婦だからといって何でも許されるわけではない。

例えば

  • パートナーのスマホを勝手に見ない
  • パートナーのPCの画面を勝手に見ない
  • パートナーの下着を勝手に触らない
  • パートナーの裸をみだりに見ない
  • センシティブな話題に踏み込まない
  • 個室がある場合、勝手に入らない

人には誰にも言えない秘密の一つや二つはあるもの。

常に人の目があると完全に心休まる瞬間が訪れませんから、不用意に干渉するのは控えましょう。

妻も「実家にいると母や兄がPCを勝手にのぞいてくることがあるから嫌」と言っていました

一人暮らしのような、自由にくつろげる空間がある方が安心できる場所になります。

安心できる空間は誰の目にも触れない場所

感謝の気持ちを伝える

ありがとうの反対は当たり前。

感謝の気持ちは積極的に伝える方が良いです。

理由は

  • 言われた側は報われた気分になる
  • 言われた側はやりがいが出る
  • 相手からも「ありがとう」の言葉が出てくる

で好循環になるため。

ただし、本心ではない「ありがとう」や、口だけの「ありがとう」は言わないこと。

感謝の気持ちが沸き起こった時に口に出すことが重要です。

気持ちと言動が一致していないと、自分の信頼(自信)が失われます

会話の量を増やす

冷めた夫婦は漏れなく会話しない。

相手の考えや価値観を知るのは日常会話の積み重ねから。

会話が少ないと「相手が何を考えているか分からない」という状態になり、誤解やすれ違いが起こりやすくなります。

江崎グリコの調査(2019年、1000人の夫婦にアンケート)によると、夫婦が満足する会話時間は1日で平均80.6分。

忙しい日々の中でも、会話をする習慣をつける方が良いです。

ポイントは、男性と女性とで傾向が分かれるという点。

  • パートナーが男性の場合、帰宅直後の会話は避け、落ち着いたタイミングで
  • パートナーが女性の場合、具体的なアドバイスより、共感や話を聞くことに注力する

これらを意識すると良いです

目次に戻る

まとめ:相手を尊重する気持ちが大事

まとめ:相手を尊重する気持ちが大事

結婚相談所で後悔しがちな人は、展開の早さや「早く結婚しないと」という焦りから正常な判断ができなかったこと。

そのため、相手の内面を見極めることが大事です。

他人は簡単に変わりませんから。しっかり自己分析をして、価値観の合う人を見つけること。

もし価値観が多少合わなかったとしても、相手を尊重する気持ちがあれば、前向きな話し合いができます

皆さんも是非、後悔の無い選択をしてください。

目次に戻る

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次