結婚相談所で結婚した人は本当に幸せなのか?経験者が解説

結婚相談所で結婚した人は本当に幸せなのか?経験者が解説

普通の生活でパートナーが見つからなければ、結婚相談所の利用も検討する。

ということは分かるけど

  • 結婚相談所にまともな人はいるのか
  • 恋愛感情の無い結婚は長続きするのか
  • 周囲からの目線はどうなのか

このような不安を抱く人も居るのではないでしょうか?

わたしも昔はそのような心配をしていました

当記事では、そんな結婚相談所にまつわる不安・懸念事項について

  • 結婚相談所を10か月で成婚退会
  • 2017年に結婚
  • 今も夫婦関係が続いている

これらの経歴を持つ筆者が解説します。

結論:結婚相談所は至って健全な所

目次

結婚相談所で結婚した人は幸せか?

結婚相談所で結婚した人は幸せか?

この答えは「人による」ですが…ちゃんと自分の目的を明確にして、自分に合った方法を選べば幸福度の高い結婚ができます

人によって異なる幸せの定義

どこに幸せを感じるのは人それぞれ。

世界的に有名なコーチ。マイケルボルダック氏によると、人の究極的な目的は次の6つと提唱しています。

目的概要具体的には
確実感確信や安心感を求める収入を得る
仕事を得る
友達を作る
質の高い生活をする
不確実感飽きる。刺激を求める旅行する
新しい体験をする
色んな人と会う
浮気
重要感尊敬されたい。称賛されたい上司から感謝されたい
パートナーから尊敬されたい
見栄を張る
つながりと愛自己愛
くれるなら返す愛
見返りを求めない愛
自己中心的
恋愛感情
組織に所属する
コミュニティーに所属する
成長成長してより良い人生を送りたい将来に絶望するとネガティブになる
貢献自分の存在意義を外部に見出すボランティア
人の役に立つ
自己犠牲
目的概要具体的には
確実感確信や安心感を求める収入を得る
仕事を得る
友達を作る
質の高い生活をする
不確実感飽きる。刺激を求める旅行する
新しい体験をする
色んな人と会う
浮気
重要感尊敬されたい
称賛されたい
上司から感謝されたい
パートナーから尊敬されたい
見栄を張る
つながりと愛自己愛
くれるなら返す愛
見返りを求めない愛
自己中心的
恋愛感情
組織に所属する
コミュニティーに所属する
成長成長してより良い
人生を送りたい
将来に絶望するとネガティブになる
貢献自分の存在意義を
外部に見出す
ボランティア
人の役に立つ
自己犠牲

そして、結婚相談所でパートナーを探すということは

確実感スペックを重視するため満たされる
不確実感×マッチングアプリや婚活パーティーの方が上
重要感短期間で結婚しやすいため○
つながりと愛×恋愛をすっ飛ばして結婚するため感じにくい
成長沢山の人にフラれるため機会は多い
貢献出会う人による
確実感スペックを重視するため満たされる
不確実感×マッチングアプリや婚活パーティーの方が上
重要感短期間で結婚しやすいため○
つながりと愛×恋愛をすっ飛ばして結婚するため感じにくい
成長沢山の人にフラれるため機会は多い
貢献出会う人による

このように、愛よりも確実感や重要感を重視する人。

言い換えれば理想よりも現実を重視する人に向いている婚活方法。と言えます。

筆者の意見

わたしは結婚相談所で結婚して幸せと思いますし、もし独身になってもまた結婚相談所を利用したいと思います。

その理由は

  • 価値観の合う人が見つかりやすいから
  • 早く結婚できるため

わたしは愛よりも「既婚者」というステータス欲しさのための方が大きかったです。

具体的には

  • 友人の子供に後ろ指をさされたくなかったから
  • 職場で弄られるのが嫌だったから

これらは結婚することで解消される悩み。
根幹には重要感(プライドを傷つけられたくない)があります。

他にも

  • 一人暮らしが長く人恋しかった(つながり)
  • 自分も父になりたい(成長)
  • 子育ての経験をしてみたい(成長)

このような理由もありますが、一番は「好きな人と結婚したい」「恋愛の末に結婚したい」ではなく、「独身の苦しみから逃れたい」「恋愛をすっ飛ばして結婚したい」という悩み・苦しみから来ています。

だからと言って、恋愛感情が全く無い。という訳ではありません

恋愛感情が無い=不幸とは限らない

上記の「幸せの定義」で挙げたように、「つながり」や「愛」は数ある幸せの内の一つでしかありません。

年をとると、感情の起伏が落ち着いてきて「燃えるような恋」になりにくいですし

  • ある程度経済力も必要
  • 相手の年齢が自分のライフプランと合うか
  • 相手の家族と反りが合うか

このように、現実的な視点を持つようになってきます。

また、愛は次第に落ち着き、やがて家族としてのつながり(絆)が強くなります

つながり(絆)を築くには、性格や価値観の一致が最重要。

愛や恋愛感情が無くても、友情や絆に近いものが芽生えていれば不幸とは言えません。

恋愛感情の無い結婚はどんな問題があるか

恋愛感情の無い結婚はどんな問題があるか

全く恋愛感情が無いと以下のような問題が発生するかもしれません。

順番に解説します。

自分のことしか考えていない

恋愛感情が無い。でも結婚したい。という場合は

  • 経済力が欲しい
  • 既婚者というステータスが欲しい
  • 家政婦が欲しい
  • 子供が欲しい

このように、自分のことしか考えていない可能性があります。

自分のことを優先するのは自然なことですが、自分のこと「しか」考えないのはやり過ぎ。

  • 謙虚、偉そうな態度を取っていないか
  • 結婚を急かしてこないか
  • こちらの話に興味をもって聞こうとするか
  • 約束をちゃんと守るか
  • デート代はちゃんと払っているか

このように相手の気持ちに配慮した態度を取っているかどうかを見極めてください。

相手を尊重しない

恋愛感情が無いと意識は自分に向いているため、相手に対して配慮の無い言動が目立ちます。

例えば

  • 否定
    • 相手のスマホカバーを見て
      「埃が溜まりそうだよね」
    • 食事中にデザートを注文すると
      「途中で食べるのが理解できない」
  • まず自分の心配をする
    • パートナーが風邪を引いたら
      「俺にうつってないかな?」
    • プレゼントをもらったら
      「仕事でつかえるかな?」
  • 鈍感、無頓着
    • 「メイクしている姿“は”好き」
    • 「平安時代ならモテてたね」
  • 他人の悪口や愚痴ばかり
    • 「あれの何が楽しいんだろうね」
    • 「○○するなんて人生終わってるね」

パートナーだけでなく、見ず知らずの他人や、店員・部下など立場が下の人に対する態度も注目したほうが良いです。

無関心になる

恋愛感情が無いと、振り向いてもらうための努力をしなくなるため

  • 話を聞かない、覚えていない
  • 空返事が多い
  • 興味なさそうに聞く
  • 自分語りばかり
  • デート中にスマホを弄る

このような言動が頻発する可能性があります。

興味をもたれなくなるのは、もはや存在しないのと同じ。

結婚前からそんな態度だと、結婚後、更に悪化するのは目に見えています。

こちらの話をよく聞いてくれる人か、傾聴スキルはあるのか、よく見極めた方が良いでしょう。

相手を支配しようとする

これはプライドの高い人がやりがちなこと。

「支配」と言うと大げさに聞こえますが

  • 小言を言う
  • 責める
  • 相手の考えを変えさせる

このように、自分にとって都合の良い存在に変えさせようとする行為。

恋愛感情が無いということは、相手を思いやる心が欠けている可能性があるため

  • 遠慮しない
  • 平等に扱おうとする
  • 正論で説き伏せる(相手の感情には配慮しない)

このように自分の正義を押し付けているように見えます。

素直に謝ることができるか、言い訳しないか。

素直さがあるかどうかを見極めましょう。

感情的になりやすい

これは相手に対して期待している時に起こるもの。

上記(相手を支配しようとする)と同じで、恋愛感情が無いと相手を思いやる心が欠けている可能性があるため

  • キレやすい
  • モラハラ・パワハラなどの暴言
  • DVなどの暴力
  • 物に当たる

このような行動に発展する恐れがあります。

期待を寄せるのは悪いことではありませんが、感情のコントロールは大事な能力です。

  • 両親から厳しくしつけられたのか
  • プライドが高いか
  • 自己中心的でないか

これらをしっかり見極めてください。

結婚相談所で結婚したら陰口を言われないか

結婚相談所で結婚したら陰口を言われないか

例え、本人たちは満足していても、周囲から良く思われなければ完全に幸せな状態とは言えません。

ここでは、結婚相談所で結婚すると周囲からはどう思われるのか。

を解説していきます。

人による

結婚相談所のことを悪く言うかは正直、人によります。

ですが、大抵の場合

  • おめでたい話題で陰口は言わない
  • 結婚相談所を知らない
  • 深入りしても話題についていけない

このような要素が相まって、あえて言及する人は居ない印象です。

わたしは聞かれた人全員に「結婚相談所で出会った」と言いましたが、特に何か言われたことはありません。

陰では言われている可能性は否定できませんが、それはわたしのあずかり知らぬところ

むしろ、おめでたい話題で陰口を言うような人はロクでもないので、縁を切ってしまっても良いとさえ思います。

堂々と言えたのは4人中1人だけ

リクルートブライダル総研の調査(2017年)によると、「出会ったきっかけを堂々と言えたか」という質問で、婚活サービスは27.5%。

堂々と言えたか割合(%)
非常にあてはまる9.6
ややあてはまる17.9
どちらとも言えない34.6
あまりあてはまらない23.1
全くあてはまらない14.8

7割以上の人は「堂々と言えなかった」と回答しています。

コンプレックスを一番気にするのは本人なように、周りはそれほど気にしていない。のが大半です。

馴初めを聞くのは大抵が興味本位

結婚の報告をすると大抵、どこで出会ったのかを聞かれますが、一度聞かれたらそれ以降話に上ることはありません

わたしは、両親・上司・同僚など、全員に正直に答えていましたが、「ふ~ん」といった感じで軽く流されました。

これはわたしが感じた印象ですが、「結婚相談所のことをあまり知らないから深入りしてこなかっただけ」な気がします。

既婚者たちは婚活で悩むことが無いため、結婚相談所の知識には疎いことが多く、若い人は「どうやって結婚したのか」と成功者を見るような眼差しを向けてきます。

結婚相談所のイメージに対して思うこと

結婚相談所のイメージに対して思うこと

結婚できない人が登録するんじゃないの?

結婚相談所は結婚出来ない(欠陥のある)人たちが登録する所。

そのため「いい人が居ないんじゃないか」「登録するだけ無駄」こんなイメージを抱く人が必ず居ます。

それに対してわたしの意見は

  • それは一部の人間
  • そもそも欠点の無い人間なんていない
  • 見込みの無い人は入会させない
  • 人の考えは変わる、日々成長する

ということ。

過去に婚活経験者にアンケートをとったこともありますが、

結婚相談所に居る会員の割合

凄く良い10%
良い18%
普通38%
悪い22%
凄く悪い13%
結婚相談所に居る会員の印象

平均すると上記のようになり「良い人と悪い人は万遍なくいる」

このように思っている人が多い。という結果でした。

人間をステータスで判断する人が登録する

結婚相談所のアンケート結果を見ると、女性は年収重視、男性は年齢重視、とステータスで判断している印象。

そのため「値踏みするような人しか居ない」ことから「登録するだけ無駄」というイメージを抱かれがち。

それに対してわたしの意見は

  • ステータスで判断するのは自然なこと
  • 恋愛結婚でもステータスで判断している
  • ただステータスに原因があることを言わないだけ

恋愛結婚の場合、結婚を意識するとステータスを意識しますが、結婚相談所の場合はマッチングの段階で意識する。

つまり、ステータスに着目するタイミングは早いか遅いかだけの違い。

現実を生きるには現実を見る目も必要です。

結婚相談所で幸せになるためには

結婚相談所で幸せになるためには

結婚相談所を利用して幸せになるには以下のようなことが必要です。

目的を明確にする

ゴールが無いと走りようがありません。

まずは、自分がどうしたいのか。なぜ結婚したいのかを言語化してみて下さい。

親になりたい相手に求める年齢が決まる
寂しいドライな人よりウェットな人が良い
弄られたくないいつまでに結婚したいのか。具体的な期間が決まる
家事をしてほしい相手に求める家事スキルが決まる
経済力が欲しい相手に求める年収が決まる
Hがしたい年齢やスタイル、容姿のレベルが決まる
長期恋愛の末に結婚したい結婚相談所は不向き
親になりたい相手に求める年齢が決まる
寂しいドライな人よりウェットな人が良い
弄られたくないいつまでに結婚したいのか。具体的な期間が決まる
家事をしてほしい相手に求める家事スキルが決まる
経済力が欲しい相手に求める年収が決まる
Hがしたい年齢やスタイル、容姿のレベルが決まる
長期恋愛の末に結婚したい結婚相談所は不向き

このように具体的にすればするほど、相手に求めるモノも具体的に決まり、迷い悩むことが少なくなります。

例えば「経済力が欲しい」という場合

  • 今の生活レベルのまま
  • 65歳で貯金2000万円欲しい
  • 子供は1人欲しい
  • 子供は大学まで通わせたい

これらが決まれば、逆算して相手に求める年収は決めれます。

ポイントは求め過ぎないこと。

条件は増えれば増える程、出会いは少なくなりますので

  • 条件はなるべく少なく
  • 条件はなるべく低く

が鉄則です。

内面をしっかり精査する

よくある失敗例は

  • 焦って結婚した
  • よく考えずに結婚した

結婚は生涯続く関係。

他人の考えは簡単に変えることができませんから、内面はしっかり精査した方が良いです。

個人的にいい人と思う要素は

  • 他人の悪口を言わない
  • 言葉遣いが丁寧
  • 素直(ありがとう、ごめんなさいが言える)
  • マナーが良い
  • 自分から挨拶ができる

どれも当り前のことですが、ちゃんとできる人は少ないです。

本人以外にも目を向ける

恋愛結婚で盲点なのは、相手の家族、親族・交友関係・職場 など、本人を取り巻く要素。

相手との相性は良いけど

  • 両親が宗教に入っている
  • 悪友と付き合いがある
  • 仕事が忙しくてすれ違いが多い

このようなことが原因で婚約破棄されることは珍しくありません。

お付き合いを重ねて相手の内面が分かってきたら、相手の環境にも目を向ける方が良いです。

わたしもお付き合いをしている時、マルチをやっていないか聞かれたことがあります

まとめ:幸せかどうかは人による

まとめ:幸せかどうかは人による

結婚相談所は確かにステータスを重視しますが、それは相手の内面が分からないため。

内面は数値化できるものではないですし、確認するには時間をかけてお付き合いをするしかありません。

それを「愛が無い」と一括りにするのは早計と思います

  • 恋愛感情が全くない訳ではない
  • 恋愛結婚でもステータスは気にする

結婚相談所は恋愛よりも結婚に重きを置いた真っ当なビジネスです

不正なビジネスならここまで大きくなっていませんし、結婚した人も数多く居るのは事実。

合う・合わないは人によりますので、自分のスタイルに合っているのかをよく吟味してください。

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この記事を書いた人

✔ 32歳まで恋愛経験無し
✔ 結婚相談所を10か月で成婚退会
✔ 恋愛相談に500件以上回答(BA200件以上)
✔ 10代からネトゲにハマり、ギルマス経歴7年
✔ 恋愛メディアを2022から運営(SEO検定2級)

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