成婚者の思考5選。結婚相談所で成婚する人・しない人の違いを成婚者が考察

成婚者の思考5選。結婚相談所で成婚する人・しない人の違いを成婚者が考察

結婚相談で成婚する人としない人の違いは何なのか。
皆さんは考えたことがありますか?

そんなのスペックや容姿に決まってるでしょ

このように言われそうですが…それは会うための条件に過ぎません。

厚労省が6834人の独身男女を調査した結果、結婚相手に求める条件で最も多いのは男女ともに人柄です。

いくら年収が高いイケメンでも、内面が悪ければ結婚することはできません

そこで今回は成婚する人の思考を紹介。

今まで触れた名著の考えを、10か月で結婚相談所を成婚退会した筆者の経験を交えて、紹介します。

結論:ノウハウはもう出尽くしている。やるべきは経験を積んでマインドを磨くこと

目次

成婚者の思考5選

成婚者の思考5選

ここでは筆者の経験や今まで触れた名著の中から、恋愛に関係ある要素をピックアップし、5つに厳選しました。

自分から行動する

恋愛に限らず、世の中で成功者と呼ばれる人たちは漏れなく行動的です。
特に結婚は

  • 法的に一人としかできない
  • 若い方が人気がある

ということで早い者勝ちの世界です。

行動する事は大前提ですが、なんでもやればいいものではありません。

退路を確保しておく

行動にはリスクがあります。

賢い人は、致命傷にならない程度の失敗を繰り返して経験を積み重ねていきます。

例えば

  • 詐欺にあって莫大な資産を失う
  • 散々遊ばれた挙句、フラれて時間を無駄にする

このような事態にだけはならないように上手くリスクヘッジします。

婚活初心者さんはこれが見抜きにくいため、結婚相談所をおすすめしています

最初の一声をかけれる程度の積極性があれば良い

積極性はある方が良いですが、グイグイ攻めなくても構いません

その理由は

  • 慣れない人がやっても上手く行かない
  • 自分がしんどいだけ
  • 好みは人による
  • 奥手でも受け入れてくれる女性は多い

ただ、婚活市場は急いでいる人が多いので、最初の一声をかけられる程度の積極性は必要。

基本的には奥手だけど、やるときはやる。という人

わたしも妻の両親とは基本会話しないほど奥手ですが

  • 顔合わせは嫌がらず参加
  • 妻の親戚(50~100人)が集まる披露宴に参加
  • スピーチも披露

このように行動で示したことで信頼を得られた。と思います。

合コンなどでも、気兼ねなく「お疲れ様です」と言ってくる女性には好感を抱きます

自責思考

自責思考とは「自分に降りかかったネガティブな出来事は自分に責任がある」という考え。

尊敬できる人や成功している人は安易に人のせいにしません。

理由は、他責思考だと改善できないため。

例えば「結婚相談所に入会したけど出会えない」という悩みがあったとすると

  • アドバイザーが役に立たない
    • ⇒クレームを入れる
    • (自分は変わっていない)
  • 会員の質が悪い
    • ⇒別の相談所に移る
    • (自分は変わっていない)
  • 自分のアプローチの仕方が悪い
    • ⇒勉強する
    • (自分磨きに繋がる)
他人に責任があると思っても他人は磨けない。
自分に責任があると思っていると自分を磨ける

このように、自分の受け取り方次第で、成長速度が圧倒的に変わります。

仕事でも、言い訳したり、人のせいにする人は成長が遅いと感じます

自分の事も相手の事も考える(win-winの関係を目指す)

自責思考は自分に責任がある。

という考えですが「なんでも相手の言うことを聞く」ということではありません。

もし考えが食い違った場合は、自分と相手、双方にとって得になる考えを持つことが大事です。

例えば、ビジネス書のベストセラー「7つの習慣」で紹介されていた事例を挙げると

長期休暇で祖母に会いたいと言う妻。子供を連れてレジャー施設に行きたい夫。

妻は「遠くて気軽に会いに行けない」「次はいつ会えるか分からない」
夫は「子供と遊びに行くと約束をしていた」「約束を反故にすることはできない」
どちらも分かる言い分です。

最終的には祖母に会いに行きつつも、近くの湖畔や自然を利用した遊びを考える。
と両者が納得する妥協点を探ったそうです。

両者が納得する第三の意見を探す

このように両者が得するwin-winを考えるのは一番難しく、大抵は片方が折れるwin-loseの関係になりがちです。

その最たる例が自己犠牲。

他人のために尽くすのは素晴らしいことですが、悪く言うと考えることを放棄しているとも言えます。

  • 自分が苦労を背負えば万事上手く行く
  • お金なんてやましいことは考えない

このような考えなら自分の事をもっと優先すべきです。

結婚詐欺や募金の着服など。人の善意を悪用する人もいますからね

  • 自分のためにならない
  • 自分がやりたいことではない

そんな場合は「取引しない」という選択肢もあるということを知っておくと良いです。

他人は変わらないという事を知っている

他人の考えを変えることはできません。

変わるのは本人が決意した時だけです。

例えば、勉強しない子供に対して「勉強しなさい」と言っても聞かないのと同じで、本人がその気にならなければやりません。

(「しないとご飯抜き」「小遣い上げない」と脅すとますます嫌いになりますし、もので釣るとご褒美がエスカレートしていきます)

他人が変わらないことをよくわかっている経営者は、初めから自分と似たような考えを持った人を採用しています

相手をコントロールしない

相手をコントロールしようとすると反発されます。

どうしても言う事を聞いてほしい場合は

  • 命令ではなく意見を言う
  • 行動を叱る、人格否定をしない

「そんなことも分からないの?」

「だから結婚できないんだよ」

ではなく

「それは○○したほうが良いよ」

と行動についてを淡々と述べる方が良いです。

わたしが今でも覚えている否定の言葉は「今まで(部署名)で何を学んできたの!?」

他人を導くには

  • 相手と信頼関係がある
  • 相手が受け入れる準備が整っている

この2つがあることが大前提です。

信頼には人としての信頼とプロとしての信頼があり、これが無いと「あなたに言われたくない」と反発されます。

受け入れる準備は、相手が「変わりたい」と心から思っている時や「正直に言っても良いですか?」と事前に了承を得てから言うこと。

これが整っていないと「余計なお世話」と反発されます。

他人を導くには
・信頼県警がある
・受け入れる準備が整っている
この2つが大前提

過去に、FAQサイトで「彼女をダイエットさせたい」という質問がありましたが、そういった話は他人が口を出すべきではないです。

大抵、嫌われますし怒られます

どうしてもいいたければ

  • まず自分が模範となる行動をする
  • 彼女との信頼関係を構築する

そのうえで彼女が「痩せたい」と切り出した時だけ助言するようにすると良いです。

比べない、ジャッジしない

人は本来、全員対等な関係です。

学校や職場などは立場によって上下関係はあります。
それは上下関係が無いと組織が成り立たない為。

特に軍隊では命令を遵守しないと国の存続や人の命に関わるため、絶対的な上下関係があります。

ただ、その上下関係をプライベートに持ち込まないこと。

例えば

  • 年収が高いか低いかで優劣を判断する
  • 学歴が上か下かで優劣を判断する。

そのように比べてばかりいると人は離れていきます。

今まで出会った人で目線が高い人は、高学歴・上場企業・年配、これらに該当することが多かったです

否定しない

人は誰でも自尊心を持っていて、多かれ少なかれ「ちやほやされたい」という承認欲求があります。

そのため、まずは相手の意見を受け入れること。

あなたの周りに

  • 言っている事は正しいけどなんだか気に入らない
  • 感情は無いのか?と言いたくなるような人

こんな人は居ませんか?

人間関係は感情がベース。
正論を言うだけでは人から好かれません

例えば

  • 細かい揚げ足取り
  • 大勢の前でダメ出し
  • 「でも」「いや」から始まる言葉

事実を正直に伝えるのは悪い事ではありません。

ですが「何でも言えばいい」というわけでもありません。

わたしもこの手の友人・上司にあたったことがありますが…やはり嫌なものは嫌です

怒らない

怒りの感情が湧くのは

  • 自分の思う通りに動いてくれないから
  • 自分の期待通りの結果になっていないから

つまり、期待値が高いことが根本にあります。

でも他人が変わらない事を知っていると、他人に期待しなくなるので、怒りの感情が湧きにくくなります。

とはいえ人間、時には怒りの感情が湧くこともあります

人間関係を円滑に進めるうえで良くないのは感情をぶつけること。

怒りをぶつけず、意見をぶつける

例えば、帰りが遅くなることを連絡をして欲しい時

「なんで連絡しないの!?」

と怒りをぶつけず

「連絡をくれないとご飯の準備をしていいか分からない」

と冷静に自分の意見を伝える方が、相手も聞く耳を持ってくれます。

仮説検証する

婚活では仮説検証が必須です。

これをしないと、いつまでも数を打つ戦法に頼ってしまい、婚活が長引いてしまいます。

ただ、何がダメなのか。何が正解なのかは人によって変わります。

そのため、何度もトライする根気強さも必要です。

婚活に疲れた場合は以下の記事を参考にしてください。

ノウハウに頼らない

人は簡単なノウハウを求めがちです。

  • 誰でも簡単にお金を稼げる方法を知りたい
  • 誰にでも通用する恋愛テクニックを知りたい
  • 成功するノウハウを知りたい

ですが、残念ながら「誰でも」「簡単に」できるノウハウはありません。

理由は誰でも簡単にできるなら、世の中は成功者であふれかえっているため。

有料コンテンツで「モテるためのテクニック」を売っている人も居ますが、個人的に100%成功するコツは無いと思っています。

確実にフラれる方法ならありますが…

重視すべきは知識やデータではなく経験やコツ。

  • アクセルを踏めば進む
  • ブレーキを踏めば止まる
  • ハンドルを切れば曲がれる

これだけでは公道を走れないのと同じで

  • 3回目デートで告白
  • 毎日LINE
  • たまにはからかいも入れる
  • オウム返しをする

このような恋愛テクニックも、知っているだけでは意味がありません。

続けている:1人
やったことがある:100人
知っている:1万人
知らない:100万人

実戦を何度も繰り返していくうちに

  • どのようなタイミングで使えばいいか
  • どのような頻度で使えばいいか

が肌感覚で分かるようになってきます。

コツを掴むには経験が必要。
「知っている」と「出来る」には大きな違いがある

失敗するのは当たり前。くらいの認識で挑む方が精神的に楽です

関係性によって距離感を変える

恋愛テクニックは関係性によって通用したり、しなかったりします。

例えば「毎日LINEをする」

これはお互いに好意を寄せている友達以上の関係で使えるテクニック。

結婚相談所やマッチングアプリのような初対面の相手に使うとウザがられて終わります。

相手の価値観を知りたいなら「恋愛経験を聞くと言い」

確かに価値観は分かりますが、回答に困る女性も居ます。

恋愛経験の少ないわたしにとっては拷問のような質問で印象は悪く感じます

  • 初対面の相手には逆効果
  • 回答に困る女性も居る

このような例外パターンもあるので、情報は鵜呑みにしない方が良いです。

情報は鵜呑みにすると危険
・個人の主観
・人の心は十人十色
・前提条件がある
・根拠がない
・一般論
・古い

因みに前提条件がある例を挙げると

項目初対面知り合い友達恋人夫婦
恋愛経験を聞く×
年収を聞く×××
ボディータッチをする××
毎日LINE××
LINEで日常会話××
将来の話をする
×引かれる △しない方がいい ○してもいい

このような印象です。

愛情表現は深い関係になるにつれて

初めの内は愛情表現をしても信用してもらえません。

逆に夫婦関係になったら毎日でもしたほうが良いです。

男性と女性では好きになる速度が異なり、男性は

  • 恋人になる
  • 同棲する
  • 肉体関係を結ぶ
  • 夫婦になる

これらのタイミングで求愛行動が止まるケースが多く「釣った魚に餌をやらない」状態になります。

男性と女性とで好きになる速度は違う

でも、女性にとってはまだまだ上り調子。

夫婦関係になっても毎日愛情表現をしてほしいと思っています。

下心は婚約直前まで隠す

最低でもお付き合いに発展するまでは隠してください。

身体目的で近づいてくる男性は早くやりたいと思うもの。

また、女性は好きになる速度が男性よりも遅いため、早い内から下心を見せてもドン引きされるだけです。

信用を得るには、自分が誠実な人間であることをアピールする必要があります。

ですが口だけでは信用してもらえません。

信用を得るには時間が必要です

下ネタも嫌う女性は多いので安易に言わない方が良いです。

ギバーになる

ギバーとは直訳すると「与えるもの」
一般的に

  • プレゼントを上げる
  • デート代をおごる
  • 車で送迎する

このような事を連想しますが、成婚者はもっと広い意味のギバー、例えば

  • 相手に求めない
  • 相手が困る話題は出さない
  • 自分アピールをしない
  • 断るときも誠実な態度

上記のように、自分にとって得にならないことや、手間がかかることも、嫌がらずにやります。

相手に求めない

例えば

  • 年収400万円以上がいい
  • 体型はスリムな人がいい
  • 年齢は29歳までがいい
  • 家事、育児をやってくれる人
  • 共働き希望

いいたいことは分かりますが、そんなことを口にしていると

「自分の事しか考えていない」

「逆にあなたは相手に何をしてあげられますか?」

このように反感を買うのがオチです。

お茶代は割り勘することがルールとなっているのに「念押ししてくる男性が多い」と失望する女性の声もあります

個人的には割り勘がルールとなっていても、奢ればいいと思います。

初めはお茶くらいのデートに留めておき、奢ってもらうことが当たり前に思う女性だったら

「お茶代だけで失礼な人をフィルタリングできた」
「貴重な時間を失わずに済んだ」

と思うと安いものだと思います。

わたしは毎回、奢っていました

相手が困る話題は出さない

代表的なものは

  • 恋愛経験
  • 身体的な特徴
  • お財布事情

この辺りは「安易に聞くべきでは無い」と思います。
ネットでは

  • 価値観を知るためには恋愛経験を聞くと良い
  • 年収は業種と会社の規模で推察する
  • 名刺をもらうと良い

色々言われていますが、わたしはこのような探りを入れられる質問は正直嫌いです。

特に初対面で聞かれると無神経な人と思ってしまいます。

昔、婚活パーティーで「具体的に教えてください」と言われ不愉快な気分になったことがあります

「最初の内に知っておいた方がお互い時間の無駄にならなくて良い」

という意見も分かりますが、そのような効率を求める思考が「常識が無い」と捉えられることもあります。

間口を広げたいなら、もう少し深い関係になってから切り出す方が良くて、それが嫌なら結婚相談所で活動する事をおすすめします。

「時間もお金もかけたくない」は虫が良すぎます

自分アピールは正直しなくていい

例えば以下のようなもの

  • お金持ちアピール
  • 過去の武勇伝
  • 寝てないアピール
  • 不幸自慢

アピールをするなら

  • 聞かれた時だけ言う
  • 第三者からしてもらう

これらの方が良いです。
自分からアピールすると器の小さい人だと思われます。

わたしも最近、公園で子供を遊ばせていると犬の散歩をしているおじいさんに声をかけられ

「3棟のマンションのオーナをやっている」
「君くらいの年齢の時にはバリバリ働いていた」

と自慢されたことがありましたが、全く興味が無く(小さいなぁ…)とさえ思ってしまいました。

このようにアピールを聞かされる側は

  • 単純に興味がない
  • 妬み、嫉妬する
  • 自己顕示欲が高い人と思う

大抵このようなことを考えます。

気持ちいいのは喋っている本人だけです。

なので、アピールする時はせめて相手が興味を持って聞いてきたとき。
それも一言程度で済ませる方が良いです。

興味があるなら更に深堀して聞いてきます

断るときも誠実な態度で

これは結婚相談所あるあるですが、挨拶は気を使うのに断るときには気を使わない人が普通に居ます。
具体的には

  • 申し込みをしても「NO」の回答すらもらえず、時間切れで自動的にお断りメッセージが届く
  • お話し掲示板が開設された直後にお断りされる
  • 会う約束をしたのにドタキャン
  • 徐々に連絡を取らなくなる
  • 突然連絡を打ち切られる

わたしも「お話ししましょう」の申し込みをして1/3くらいは無回答による自動返信でした

本気度の高い結婚相談所でも1/3の人が無回答なら、気軽さがウリのマッチングアプリはもっと多いのではないかと予想します。

婚活サービスは「断るのに気を使わなくていい」というメリットがありますが、無言でお断りしてもいいわけではありません

  • 申し込みを受けたら放置せず「NO」と回答する
  • 会った事のある相手なら、お断りの理由を伝える

理由を言った方がいいのは、断られた側が改善できるため。

傷つけないようにオブラートに包む必要はあるし、自分にとって直接的なメリットはありませんが、潜在意識は間違いなく変わります。

わたしも面倒と思いながらも、理由を伝えてお断りしていました

成婚できないと思う人の特徴6選

このような人は絶対に成婚できない。

というわけではありませんが、成婚できない人は以下の特徴を持っている事が多いです。

「どうしたらいいですか?」と聞いてくる

ダメな理由
  • 主体性が無い感じがする
  • 逃げの姿勢を感じる

どうしたらいいかを決めるのは自分自身

人に判断をゆだねている時点で、自信の無さや頼りない印象を感じます。

もし、考えが合っていたら「わたしもそう思っていました」と同調し、失敗したら人のせいにできる…。

そのような楽なポジションに身を置いていることから「自分の考えが間違っていたら恥ずかしい」という潜在意識が垣間見えます。

アドバイスを求めるときは、間違っていてもいいので自分の考えを伝えることが大事。

自分が恥をかくかもしれない。という緊張感があると、よく考えて質問するようになり、具体的な話になってきます。

「具体的に教えてください」と聞いてくる

ダメな理由
  • テクニックに頼っている印象
  • 自己中心的な印象を感じる

人はノウハウやコツを知りたがりますが、マインドが整っていないと、どんなノウハウも効果を発揮しません。

例えば、伝説のナンパ師に「どうやったらモテるんですか?」と聞いて「とりあえず声をかけまくるだけ。駅前でナンパ100人斬りしてこい」

と言われても、実際にやる人は100人に1人も居ないと思います。

人は楽をしたがる生き物。今の自分でも成婚できる方法はないかと探します。

ですが、そのような方法があるなら、既にみんな結婚できています。

恋愛に限らずですが、初めて挑戦する事は、今の自分にはできない領域にあることが多いです。

新社会人も初めのことは先輩から教えてもらったり、見よう見まねで始めるはず。

なので「失敗するのは当たり前」という前提条件を持って、まずは始めてみることが大事です。

また、具体的に教えるのは回答する側にとってすごく負担になります。

それを見返り無しで求めている所に「自分さえ良ければ他の事はどうでもいい」という自己中心的な印象を感じてしまいます。

まずは自分で調べる

それでもわからなければ、どんなことを調べたのかを具体的に説明すると良いです。

自分はざっくりな質問なのに、相手には具体的な回答を求める。それはテイカー思考の考えです

テイカーとは

直訳すると「取る」。自分の利益を優先する思考のこと。

何か月活動すれば成婚できるのかを気にする

ダメな理由
  • 本質ではない
  • 答えは自分次第

何か月で成婚できるかは自分次第、1か月にも5年にもなります。

婚活が上手く行かない最大の要因は

  • 自分のスペック>相手に求める条件 ではない
  • 自分の内面が悪い

乱暴に分けるとこの2点で、婚活サービスの内容自体に大きな差はありません。

上を見ているため、目が合わない
(求める条件が高いため、マッチングしない)

究極的には、いい人はどんな場所でも結婚出来ます。

「何か月活動すれば成婚できるのか」を気にする人は、成婚できない理由を環境のせいにしがちです。

そもそも行動しなければ結果は出ないので、マインドは大事です

相談所の成婚率を気にする 

ダメな理由
  • 本質ではない
  • 成婚率の数字はアテにできない

「何か月活動すれば成婚できるのかを気にする」と似ていますが…

成婚率は企業によって定義はバラバラなのでアテにできません。

むしろ、成婚できない人が

「成婚率が10%しかないことを知ったら馬鹿らしくなってやめた」

と言い訳に使っている印象が強く「本質を見極められてない」と感じます。

成婚率は

  • 分母が会員数だと20~30%
  • 分母が退会者だと60~70%

程度には変わりますし、成婚率が高い結婚相談所は注釈をよく見ると

  • 5年以上前のデータ
  • 主要コースの退会者の割合
  • 成婚の定義が真剣交際(結婚前提のお付き合い)

このように複数条件が重なり純粋に比較できません。

成婚率の計算方法図解

そもそも会員は毎日入れ替わっているので、いつも同じ数字になるはずがありません

結婚相談所で見るべきポイントは

  • 会員の属性(年代など)
  • 仲人との相性
  • 支店の場所
  • システムの使いやすさ
  • 企業の信用性

このような点です。

年齢を聞くと「年齢よりも若く見られる」と言う

ダメな理由
  • 本質ではない
  • テイカー思考
テイカーとは

直訳すると「取る」。自分の利益を優先する思考のこと。

2ちゃんねるのスペック診断でよく聞く言葉。

いくら見た目が若くても検索で足切りされてしまいます。

マッチングアプリや結婚相談所で相手を探すときは

  • スペックで検索する
  • 写真を見る
  • プロフィール文章をチェックする

スペックが良くないと写真を見てもらえず、写真が良くないとプロフィールを見てもらえません。

婚活サービスと自然な出会いは見る順番が違う

婚活パーティーやマッチングアプリ、結婚相談所では、自分より若いライバルは沢山います。

その中から敢えて年の離れている異性を選ぶ人はいません。

また、実年齢という揺るぎない事実があるのに「若く見られる」と自分を大きく見せようとしている承認欲求の大きさは、テイカー思考な印象を感じます。

「見た目よりも中身が大事」と言って外見を磨かない

ダメな理由
  • 本質ではない
  • 中身は見た目に表れる

中身は見た目に表れます
例えば

ズボラな性格=無精ひげ・肌荒れ
不規則な生活=顔色が悪い・目の下のクマ

自然な出会いなら見た目よりも中身で判断される事もあります。
ですが、婚活市場では

  • スペックで検索する
  • 写真を見る
  • プロフィール文章をチェックする

というフローで選ばれるため、見た目が良くないと中身を見てもらえません(デートに応じてくれません)

婚活サービスと自然な出会いは見る順番が違う

わたしもプロフィール写真を撮り直しただけで申し込みの受諾率が約5倍になりました

ライバルの中には見た目がいい人も沢山います。

筆者の体験談

筆者の体験談

婚活当時のスペック

  • 年齢:32歳
  • 年収:420万円
  • 職業:会社員(技術職)
  • 学歴:専門卒
  • 身長:177㎝
  • 体重:58kg(体脂肪率16%程度)
  • 容姿:中の下(自己評価)

総合評価は中の中。本当に平均的なスペックだと思っています。

お付き合いの人数

  • 申し込み件数 68件 (うちOK12件)
  • 申し受け件数 25件
  • 初デート人数 6人
  • 仮交際の人数 3人
  • 真剣交際人数 1人

最初の2か月(写真変更する前)は22件申し込んだうち、1件しかOKをもらえませんでした。

3か月目以降(写真変更した後)は46件申し込んだうち、11件OKをもらえるようになりました。

お付き合いの人数

スケジュール

時期内容
入会~2か月目申し込み件数22件 うちOK1件。
OKをもらった1件も2回目デートの数日後にフラれ、数日間廃人となる。
結婚出来る気がせず「いつまで続けようか…」という事を考えていた。
3か月目~5か月目写真を撮り直したところ、申し込み受諾率が激増。
その後、初デートを4件実施、うち1件はドタキャン。
仮交際に発展した人も1名居たが、3回目のデートで振った(理由:容姿と口臭)
5か月目今の妻と出会う
7か月目6~7回目のデートで告白
この辺りが一番ワクワクしていた時期
9か月目両家顔合わせ
結婚相談所休会
10か月目プロポーズ
婚姻届けの準備
新居の契約
結婚指輪を購入
結婚相談所を退会
12か月目引っ越し
入籍
挙式

何がきっかけで考えが変わるのか?変わったのか?

何がきっかけで考えが変わるのか?変わったのか?

ここでは成婚した人やわたしの経験から、これだと思うものを紹介します。

実際に失敗・挫折した経験から

一番心境の変化が大きいかったのは、やはり失敗を経験したことです。

成婚者を対象としたアンケートでも失敗から学んだ人が多いです。

正社員に拘らない。簡単にいうと条件の緩和です。私自身正社員で働いていますし、相手にも正社員で働いていることを条件にしました。
ところが私のターゲットとしていた30代以上の女性の正社員率って低いんですよね。派遣やパートが多くて。そこで正社員に拘らないようにしたら会える女性の数が増えましたし、間口は広げた方がいいなって感じました。
(44歳 男性)

相手のリズムや性格を読む事。相手との連絡頻度を早く返信してしまったり、焦ってしまったせいでフラれたことがありました。それから、なるべく早い段階で相手のストレスのない連絡頻度会う頻度等を見つけ、それに合わせることによってうまく関係を築いていくことができました。
(29歳 男性)

話の聞き手に回る。今まではうまく話そうと思って頑張っていたのですが、空回りすることが多かったです。じゃあ逆に相手の話を聞く立場に回ろうと考えを変えて、ひたすら聞き手に回ってからはまたお話ししたいと相手からアプローチされる機会がかなり増えました。
(29歳 男性)

成婚者の声をもっと知りたい方は以下の記事も参考にしてください。

申し込みしてもOKがもらえない

わたしの場合、写真を変えたことで申し込みの受諾率が約5倍になりました。

最初の2か月は22件申し込んだうち1件しかOKをもらえませんでしたが(5%)3か月目以降、写真を変えたことで46件中、11件OKがもらえました(24%)

筆者の実績

写真を撮影した当初は正直「写真写り悪い」と思っていましたが、プロが撮ったものだから「これ以上良いものは出来ないんだろう」と思っていました。

ですが、実際にお会いした女性からも

写真で見るよりカッコよかったです

と言われて「撮り直すべき」と確信しました。

お世辞で言われただけかもしれませんが

また、同じタイミングで「理想の条件も高すぎるのでは?」と思い条件も見直しました。

今までは「可愛い女性」を条件としていましたが、それを「生理的に無理と思わない女性」に変更しました。

求める条件を緩和した

写真と求める条件。この2つが成婚に大きく影響したと思います

フラれた

初めて女性とデートをした時に感じたのは(自分の)口数が少ないこと。

最初は「これで良いのかな?」と自分でも不安でしたが案の定、2回目のデート後にフラれました。

そこで、多少背伸びしてでももっと積極性を発揮しなければいけない。と思い、感情(主に笑顔)を表に出すことを意識しました。

ただ、元々奥手な性格が直ぐに変わるわけでもなく、体感としては2割くらい良くなったかなという程度。

口数が少ない分、行動で示すことを意識していました。
例えば

  • 自分から声をかける
  • 相手の話に反応する
  • 笑いの沸点を下げる
  • お金は率先して出す
  • 相手の言ったことをよく覚えておく
  • GIVEしてくれたらお礼を言う
  • 彼女からの提案には嫌な顔をしない

結婚してからも

  • 家事は言われる前にやる
    • 特にキツイ・汚い・危険(3K)なこと
  • 小さなことでもお礼を言う
    • 相手からもお礼を言われるようになります

このように行動で示すことで、口だけでないことが分かってもらえ、信用してもらえるようになります

やってみて気づいた

人によって最適解は違います

「やってみると意外と面白かった」ということもあり得るので、新しいことには積極的に挑戦する方が良いです。

AIによる紹介では希望の女性は見つかりにくい

わたしはインドア派でゲームが好きですが、女性側にとってゲームはニッチなジャンルなので、紹介ではあまり合う人は居ない事を悟りました。

そのため、婚活後半には紹介はスルー。検索のみで活動していました。

その中で割と重視していたのが自己PR。

ゲームについて触れている女性はほぼ居なかったので、自分と接点のありそうなもの
例えば

  • 猫好きな所
  • 専門学校に通っていた
  • 自分の知っている大学に通っていた
  • 生活圏が自分と似ている
  • 子供の頃は結構アクティブだった人
  • 一人暮らしをしている
  • 走るよりも歩く方が好きな人
  • 漫画・アニメが好きな人
  • 料理に興味がある人

上げればキリがないですが、このような事に該当する女性は声をかけるようにしていました。

婚活パーティーは向いていない事が分かった

結婚相談所が主催している婚活パーティーに3回行ったことがありますが、行ってみて思ったのは「自分は婚活パーティーには向いていない」ということ。

幾つか理由を挙げると

  • アドリブに弱い。ネタの引き出しが少ない
  • 参加している女性と属性が合わない
  • 盛り上がっている席を見ると自己嫌悪に陥る

最も嫌なのは自分だけが蚊帳の外にいる感じ。疎外感を感じること。

わたしは昔、いじめを受けていたこともあって、そのような空気感がたまらなく嫌でした。

それなら、みんな気まずい空気になる方がまだましです

初めて会う時は凄く緊張します。
ですが、疎外感を感じることに比べたら全然まし。

そう思うと、プロフィール検索で探す方法は全然やっていける気がしました。

合コンは自分には向いていない

社会人になったばかりの頃は、たまに合コンに連れていかれたりしました。

当時は建設業界に勤めていたので、職場に女性が居らず、自分から動かないと出会いなんて訪れないような状況でした。

大体、4対4 5対5が多かったと思います

ですが

  • 自分はグイグイ攻めるタイプではない
  • 遠慮してしまう。人に譲ってしまう
  • 既婚者も普通に紛れている
  • 進行上、突然会話を打ち切られる
  • そもそも酒(特にビール)が好きではない

で、合コンで相手を見つけるのは、自分にとって凄く効率の悪い手段。という結論にたどり着きました。

ラウンジで「奥手なお前にピッタリ」と半ば強制的に連絡先を交換された女性とデートに行ったこともありました。

ですが、すぐに彼氏持ちという事がわかり、フェードアウトしました。

そのような経緯もあって「実りのない合コンに毎週行くより、結婚相談所の方がよっぽど安く済む」という認識を持つようになりました。

反面教師の存在

身内が酒豪・ヘビースモーカー

わたしは身内に酒飲み・ヘビースモーカーが居ますが、それを反面教師として見ていました。

例えば

  • 酔うと本性が現われ、周りの人間に迷惑をかける
  • 朝起きてテーブルに座りタバコをふかす

世の中の娯楽は中毒性が非常に高いです。

  • タバコ
  • パチンコ
  • ゲーム
  • YouTube
  • SNS
  • TV

などなど…。

一度踏み込むと抜けれなくなることを身近を見て知っていたため、酒とタバコには絶対に手を出さないと誓いました。

嗜(たしな)む程度なら全然良いと思います

ゲームは昔ドハマりしていたこともありました。

ですが、強キャラを手に入れたり、アイテムをコンプリートした後はやることが無くなり「なにやってるんだろう…」と虚無感を感じたりするので、微課金勢になりました。

イニシアチブを取る人達

パッと思い浮かぶのは

  • とにかく理詰め
  • 理論武装する
  • 劣勢になったら屁理屈

友達、ネトゲ、同僚、先輩。
今まで何人かの理論派(男性)と付き合いがありましたが、話をしていてイライラするポイントがあります。

例えば

  • 表向きはいい人
  • 過度な自分アピール、知識アピール
  • 基本的に言い訳。謝ることは負けと思っている
  • 目上には素直な態度
  • 大卒、大手企業の経験者は目線が高い

このようなテイカーの特徴が相容(あいい)れないです。

テイカーとは

直訳すると「取る」。自分の利益を優先する思考のこと。

自分を優先するのは悪いことではありませんが、何でも理屈や損得勘定で考えると、人は離れていきます。

取られてばかりだと不公平と思いますからね

まとめ:ノウハウはもう出尽くしている

ノウハウはもう出尽くしている

大くの人はノウハウに頼っている印象を感じます。

Youtubeの動画を見ても「お金持ちになれる方法」「モテる方法」など方法やコツといったワードが注目を集めていますが、内容は似たようなものばかり。

結婚相談所の口コミでも、次のようなネガティブなコメントがよく投稿されています。

「アドバイスはどこかで聞いたような事ばかり」

「セミナーには目新しい情報は無かった」

そのような人がやるべきは

  • 経験を積む
  • マインドを磨く

ということ。

ノウハウはもう出尽くしています

あとは、沢山試行して、沢山失敗して、そこから学び改善していくだけ。

無傷で成功する事は基本的にありません。

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