結婚を前提としたお付き合いをしているけど、
- 結婚をしたら態度が変わるんじゃないか?
- 日常生活の価値観が知りたい
- デートは表の顔しか見えない。裏の顔も知りたい
このような悩みから同棲を考える人もいるのではないでしょうか。
この記事では
- 同棲したほうがいいか
- 同棲する時にしておいたほうがいい事や注意点
こんな悩みについて解説します。
そもそも同棲したほうがいいのか
交際期間が短い場合、同棲しておくほうが大きな失敗は無いと思います。
ただし、同棲するなら相手の事も配慮してしっかり計画しておくこと。が大事です。
例えば結婚相談所の場合、年齢的に危機感を持っている人が多いため、同棲期間を短めにする。
そして無理だと思ったらズルズル引っ張らずにスパッと別れる。という覚悟がお互いに必要です。
パートナーとしっかり話し合ったうえで決めるようにしましょう。
同棲の話を持ち出したときにパートナーがどんな反応をするか。それも価値観の把握につながります。
否定的な意見のなかで共通して言われるのは
- 納得できる理由があるか
- 期日が決まっているか
- 覚悟を持っているか
この辺りが定まっていれば恋人や両親に納得してもらえる可能性が高まります。
納得できる理由がある
納得できる理由とは例えば
- 今は安月給でお金が無い。けど同棲をして2人で働けば、生活費が節約できて2年後には結婚資金が用意できる
- (特に男性側が)家事をやらない人が多いため、同棲して家事をやる人なのか知りたい
そして
- 節度を持つ(安易にセックスはしない など)
このことをパートナーや両親にきちんと説明して許可をもらう方が良いです。
- なんとなく
- 一緒に居たいから
という理由では
『それなら結婚で良いじゃない』と言われたり、反対されるのがオチです。
期日が決まっている
これはしっかり決めておいた方が良いです。
同棲でダメなパターンは期日があいまいで何年もズルズル暮らしてしてしまう事。
一度その生活に慣れてしまうと、もうこのままでもいいんじゃない?と思われたりします。
同棲するなら最初の内に取り決めしておくのが肝心。
期日がある方が、心の準備ができます(夏休みの宿題の心理)
そして期日が過ぎても結論が出ない時は同棲を解除したり、別れる。などをキッパリ決断する事です。
覚悟を持っている
生半可な気持ちだと同意を得られるのは難しいです。
覚悟を持っていると、納得できる理由をもっていて、ちゃんと期日を決めるはずです。
そして、どうしても性格や価値観が合わない場合に備えて別れる覚悟も持つこと。
言えないままズルズル時間だけが過ぎていくのはお互いにとってマイナスにしかなりません。
特に女性の年齢は妊娠率に直結するため、決意が固まったら早めに行動しましょう。
同棲する時にしておいた方が良い事
期日を決めておく【必須】
経験した人の中でも最も多い後悔。
新たな生活に慣れると、今度は逆に元の暮らしに戻りづらくなります。
これは恒常性維持機能(ホメオスタシス)と言い、もともと人間に備わっている機能。
ですので、同棲生活に慣れる前に期日を決めておき、その期日を過ぎても動きが無いようなら
別れたり、同棲解除する。と決意を持つようにしましょう。
ルールを決めておく
これも決めておかないと後から揉めたり、不満が高まり別れる原因となります。
具体的には
- 生活費の出費割合
共働きの場合
- お互いの収入
- 勤務時間
- 家事の割合
によって相談しましょう。
単純に半々で出し合うのはトラブルの元。
収入額で決めるなら、単純にお互いの年収の割合でなく、
- 一人暮らしの時よりも割安になるように
- どちらが家事をどれくらいやっているのか
- どちらの家なのか、新居なのか
を考慮して配分しましょう
例えば
彼氏:手取り25万円/月 一人暮らしの時の出費:16万円/月
彼女:手取り15万円/月 一人暮らしの時の出費:13万円/月
同棲時の生活費が24万円/月 に増えてこれを年収の割合にすると
彼氏:15万円/月 負担
彼女:9万円/月 負担
これでお互い一人暮らしの時より割安になって良いのですが
彼女が全て家事を担当しているなら不満は募ります。
専業主婦の仕事は年収にすると310~480万円/月になると言われています。
出典:mama worksh
フルタイムでなくても
平日:1時間
土日祝:6時間
の家事をしていれば
68時間×1232円/h で8万円/月 くらいの価値はあります
1232円/h の数字はこちら(ピナイ家政婦サービス)より引用
彼女の方が家事をしている場合はこの考えが無いと
相手の事を尊重している。とは言えないです。
そして、どちらかの家に住むのなら 家賃は折半ではなく、
もともと住んでいた人が払うのも良いと思います。
もし、別れる事になった場合、出ていく方は新たな家を探して引っ越す費用が掛かるため。
結婚することになったら後払いしてもらえば良いだけです。
ワンルームの場合は、単身者用の賃貸物件かもしれませんので契約書を確認しておくことをおすすめします。
プライベートには関与しない
例えばパートナーのPCやスマホを勝手に見ない。財布に手を付けない事。
これは逆に自分がやられたとをきの事を考えれば分かるのではないでしょうか。
一緒に暮らしているからといって何でも許されるわけではありません。
それは結婚後も一緒です。
家は誰にとっても安全・快適なものではなればいけません。
一人の時間を確保する
誰でも一人になりたい時間はあります。
夫婦関係が上手くいっているところは、適度に一人の時間を持っています。
間取りもお互い一人になれる空間。
可能なら2DK以上の家に住むことをおすすめします。
家事の分担
共働きなら100%彼女にやらせないようにしましょう。
家事・育児に協力しない夫は離婚原因のトップ5に入ります。
たまにやる家事はやっている事にはなりません。
例えるならフルタイムで一生懸命仕事をしている時に重役出勤してくる社長や会社役員。
普段何か仕事をしているわけでもないし、たまに来ても雑談や接待ゴルフの話ばかり。
たまにやる家事はこの重役出勤してくる社長のようなものです。
ケンカしたときのルール
人間誰にでも価値観の違いはあるもの。ケンカも時にはすることがあるかもしれません。
そんな時のルールも決めておきましょう。
ケンカになった時はそのきっかけとなった行動について謝る
価値観は違って当り前なので、基本的には受け入れる姿勢をとる事。
しかし完璧な人間など存在しません。
大抵は、受け入れられない意見に対して
- キツく当たった
- 無視、無反応
- 余計な一言
- グチグチと不平不満
このような態度を取ることからケンカに発展するもの。
なので、仲直りする時は自分の考えが間違っていた。と折れるのではなく、自分がとった行動について謝る。
そして次からはそのきっかけとなった行動をとらないように努める。
例えばグチグチ文句を言っていたらケンカになった。のであれば、次からは
グチグチ文句を言いそうになったらパートナーに吐き出さずに、自分の部屋に行ってクールダウンする。
この時には黙って行かずに一言『ごめん、ちょっと部屋に行って頭を冷やしてくる』と事情を説明して立ち去る事。
これが人間関係を崩さない上手なやり方です。
翌日に持ち越さない
怒りたい気持ちは分かりますが、お互いにとってストレスなだけです。
それよりは自分の気持ちを率直に伝え、改善や建設的な事に時間を費やしたほうがよほど良いです。
ケンカをしても挨拶・感謝はする(無視しない)
ケンカに発展する時は意見の違いからとった態度が相手の逆鱗(げきりん)に触れることが多いもの。
ですが、ケンカには関係ない事に関しては切り離して素直な気持ちを表明しましょう。
ケンカをしても手をあげない
感情的になって手を出したり暴力をふるうと、もはや力による支配になり、
弱い方は素直に従うか逃げるしかなくなります。
その時点で対等な立場、ではなくなり、言いたい事も言えなくなる。
お互いを尊重するような関係ではなくなります。
罵声を浴びせたり、相手の感情に配慮しない正論も言葉の暴力で支配的になります。
ケンカになっても感情的にならず、相手の気持ちに配慮する事。信頼は一瞬で失います。
両親へ挨拶
これも賛否ありますが、ケジメをつけるという意味では行っておいた方が良いです。
無理に両親と関係を作る必要はありませんが、挨拶しなかった事で後々話がこじれる要因になったりします。
結婚すると親族になり、切っても切れない関係。
もしパートナーが両親に会う事を嫌がるようなら覚悟が無い証拠。
もしかしたら本気ではないかもしれません。
生活習慣の確認
例えば出社時間や休日。
昼間と夜勤ではすれ違いが起こり、折角一緒に暮らしても中々会えない事態に陥ります。
また、お互い朝型、夜型に分かれているなら、どちらかに合わせることになるでしょう。
これは結婚しても同じことが言えますが。
まとめ
まず同棲をするかどうかの判断は以下から
- 納得できる理由があるか
- 期日が決まっているか
- 覚悟を持っているか
そして同棲を始めるときは
- 初めのうちにルールを決めておく
特に
- 金銭面(誰がいくら払うか)
- ケンカをした時(仲直りのルール)
- 役割分担(家事分担)
- 別れたときの事(住まいや金銭面でどちらが責任を持つか)
これらの話題は最初の内が一番言い易いやすいので押さえておきましょう。
同居する代わりに交換条件として提示するのもいいですね。
是非後悔の無い結婚をしてください。