結婚するにはどうしたらいい?結婚相談所を10か月で成婚退会した筆者が解説

結婚するにはどうしたらいい?結婚相談所を10か月で成婚退会した筆者が解説

結婚するためには

  • 法的手続き
  • 経済的な準備
  • 家族や親族への対応
  • 精神的な不安や期待
  • 結婚相手の探し方

このように様々な準備・問題があります。

そこで当記事では

  • 結婚するために必要なもの
  • 出会いの方法
  • 交際のポイント
  • よくある不安についての回答

これら結婚するために必要な要素を多岐にわたって解説します。

結論:一に決意、二に致命傷を避ける知識のインプット、三に行動

目次

結婚するにはなにが必要?

結婚するにはなにが必要?

結婚するため必要なものは沢山ありますが「これがないと始まらない」というものを3つ紹介します。

プロポーズの言葉

プロポーズ

想いは言葉にしないと伝わりませんから「真剣な気持ち」や「愛情が込もっているか」が問われます。

言葉:シンプルに想いを伝える

OK
  • シンプルに伝える
    「結婚してください」
    「結婚しよう」
  • 未来の約束をする
    「君と一緒にこれからの人生を過ごしたい。結婚してくれませんか?」
  • 思い出を振り返る
    「一緒に過ごした時間はとても幸せだった。これからもずっと君と一緒にいさせてほしい」
NG
  • はっきり言わない
    「まぁ…これからもよろしく」
  • 軽い言い回し
    「結婚してくれない?」
    「じゃあ結婚しよう」
    「そろそろ結婚しちゃう?」
  • 余計な一言
    「別々に暮らしていると家賃が勿体ないから結婚しよう」

プロポーズの言葉は、自分らしさを大切にしつつ、心からの気持ちを伝えることがポイントです。

場所:邪魔が入らない所

プロポーズは非日常の空間や邪魔が入らない所がベター。

具体的には以下のような場所が良いです。

  • 自宅
  • 車の中
  • ホテル(ラブホテルではない)
  • 高級レストラン
  • 夜景がきれいな場所
  • テーマパーク

周りの音や周りの動きに気をそらされるような環境では、真剣な言葉も効果が薄れてしまいます。

日程:そこまで気にしなくても良い

日程にこだわりを持っている人は少ないですが、以下のような日に合わせられると良い印象を持たれやすいです。

  • 初めて会った日
  • 相手の誕生日
  • クリスマス
  • 祝日やキリのいい日など

プロポーズについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください

婚約指輪

結婚指輪

予算やデザインには選択肢が多くありますが、最も重要なのは相手が喜んでくれることです。

自分で決めるとトラブルの元です

予算を決める

ゼクシィ結婚トレンド調査2022 によると、婚約指輪にかける費用は20万円台~30万円台が最多

費用割合
10万円未満3.4%
10万円台8%
20万円台24.6%
30万円台32.6%
40万円台10.3%
50万円台9.1%
60万円台4%
70万円台3.9%
80万円台2.3%
90万円台0.6%
100万円以上2.3%
結婚指輪の費用は20万円台~30万円台

30代男性の平均年収は474万円(出典:duda)ですので、月収の手取りはざっくり25万円程度。
(ボーナスを1.5ヶ月分と仮定した場合)

以上を踏まえると給料の1か月~1.5か月分が無難なラインと言えます。

デザインやメーカーを考える

日頃から好みのデザインを聞いておくか、後で一緒に買いに行く方が無難です。

わたしも後で一緒に買いに行きました

婚約指輪は高価なもので、渡すタイミングは一度きり。

思い出補正もかかっているので、おいそれと交換したり、2本目を買うなど簡単に決めない方が良いです。

女性にとってデザインと同じくらいこだわりが強いのがメーカー。

男性が車や家電を買う時の参考にするように、女性も指輪や化粧品を選ぶときはメーカーを参考にする人もいます。

サイズを確認する

日頃から指輪を付けているなら、日常会話で聞いておく。

もし分からなければ、後で一緒に買いに行く方が無難です。

普段指輪を付けてない人は自分の指のサイズを知りません

時間帯や運動の前後でもサイズは変わりますから、本人に選んでもらった方が無難です

指輪以外の選択肢

  • 相手の好みが分からない
  • 指輪選びで失敗したくない
  • でも何か渡したい

そのような場合は、プロポーズリングを送ったり、指輪以外のもので代用するのも一手。

プロポーズで指輪を送らなければいけない決まりはないので、相手の意思を最優先して考えてください。

プロポーズリングとは

宝石の入っていないリングだけのもの。相場は数万円。
後からサイズ変更をしたり、取り替えたり、宝石を付けることができる。
メーカーにこだわりがあるなら最悪破棄して買い直すこともできる。

指輪以外のものだと「花」「ネックレス」「イヤリング」が無難。

バラの花を贈る場合、本数によって意味が変わりますのでご注意ください。

わたしは言葉だけのプロポーズでした

結婚資金

結婚資金

経済的な理由で婚期を逃すのは勿体ないです。

普段からマネーリテラシーを高め、来るべき時に備えておきましょう。

予算を立てる

結婚式や新生活にかかる費用を具体的にリストアップし、予算を立てておきましょう。

どのくらいの費用が必要か、どこにお金を使うかを明確にすることで、無意識的に金銭感覚が身についてきます。

大きな買い物の代表格は

項目費用の目安(万円)
結婚式300
指輪(結婚指輪・婚約指輪)60
新居(物件・家具家電・引越し)100~330
新婚旅行30
子供(出産・不妊治療)5~200
合計500~920
(参考記事:結婚に必要な収入や貯金はいくら?成婚者アンケートから平均額を算出
項目費用の目安
(万円)
結婚式300
指輪(結婚指輪・婚約指輪)60
新居(物件・家具家電・引越し)100~330
新婚旅行30
子供(出産・不妊治療)5~200
合計500~920
(参考記事:結婚に必要な収入や貯金はいくら?成婚者アンケートから平均額を算出

車や子供の養育費も含めると更に毎月の支出は増えますから、将来設計は必ずしておいてください。

これをしないと将来、奨学金に頼るなど泥沼にはまります

貯蓄を始める

健全な方法でお金を貯めるには時間がかかります。

貯蓄のコツは毎月一定額を貯金する習慣をつけること。

余ったお金を貯金するのではなく、毎月決まった金額(収入の10%~25%)をまず貯金し、残ったお金でやりくりすること。

この生活が身につけばお金は自然と増えていきます。

お金は先に貯金する

わたしは20代前半まで実家暮らしで物欲もそれほどなかったため、収入の50%以上を貯金してる状態でした

実家暮らしの時は収入の50%以上を貯金

無駄を省く

結婚資金を作るためには無駄な支出を減らす工夫も大切です。

支出を減らすにはまず固定費から考えること。

固定費を抑えるコツ
  • 実家で住む、住居は都心にこだわらない
  • 使っていないサブスクは解約する
  • スマホは最新型にこだわらない
  • お金を使わない趣味を持つ

無駄な出費はプライドや見栄からくるものもあります

衝動買いを抑えるコツ
  • 買いたいと思ったものは1週間寝かす
  • メリットと同じ分デメリットも洗い出す

ですが、お金を節約するために必要以上に時間を使ってはいけません。

例えば

良くない節約方法
  • 失効間近のポイントで今いらない物を買う
  • 数円の節約のために遠いスーパーに行く

数円~数十円単位の節約のために1時間も時間を使うのは非常に効率が悪いです。

それなら、その時間で副業をしたほうがもっとお金を稼げます。

してはいけないこと

わたしの経験上、以下の4つにあてはまる人は注意が必要です。

①生活資金を借金している

生活資金を借金している人は、もはや生活が破綻しています。

即急に生活レベルを下げて黒字化してください。

趣味にお金を使っている場合、趣味をしている場合ではありません。

②ボーナスをアテにしている

ボーナスは社会情勢や会社の経営状態に左右されます。

減額や全額カットも普通にあり得ますから、ボーナスを当てにした返済計画・将来設計はしない方が良いです。

計画は常に悪い方向に考えた方が良いです

③生活レベルを安易に上げる

生活レベルを上げると、その暮らしに慣れてなかなか生活レベルを下げれなくなります

今の収入が維持できると確信するまで、安易に生活レベルは上げない方が良いです。

一攫千金を狙う

いわゆるギャンブル。

大金を狙うと、ベット額も大きくなりますからリスクが非常に大きいです。

また、偶然大金を手にしたとしても「あの時の快感をもう一度味わいたい」と思ってしまい、更にのめり込んでしまいます。

何度も賭けをしていると、いつかは負ける時もあります。

お金稼ぎのポイントは、ちまちまコツコツ

「まだいける」は危険なサインです。

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結婚相手に出会う方法

結婚相手に出会う方法

出会いのチャンスを広げるためには、様々な手段を試してみることが大切です。

今回は数ある出会いの中から、効果の高いもの、多くの人がやっている方法を5つ紹介します。

方法割合(%)
同じ会社や職場18.6
恋活サイト・アプリ14.1
同じ学校やクラス12
合コンで以外の友人の紹介11.7
婚活サイト・アプリ9
サークルや趣味・習い事の活動を通じて8.1
同じ会社や職場ではないが仕事やアルバイトを通じて4.5
合コンで4.2
結婚相談所を通じて3.3
婚活パーティー・イベント3.1
SNS(Facebook・Twitter・Instagramなど)2.1
街中や旅行先1.9
家族や親族の紹介1.5
婚活サイト・恋活サイト・SNS以外のインターネット0.9
幼馴染・隣人だった0.7
お見合い0.5
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2023
方法割合(%)
同じ会社や職場18.6
恋活サイト・アプリ14.1
同じ学校やクラス12
合コンで以外の友人の紹介11.7
婚活サイト・アプリ9
サークルや趣味・習い事の活動を通じて8.1
同じ会社や職場ではないが仕事やアルバイトを通じて4.5
合コンで4.2
結婚相談所を通じて3.3
婚活パーティー・イベント3.1
SNS(Facebook・Twitter・Instagramなど)2.1
街中や旅行先1.9
家族や親族の紹介1.5
婚活サイト・恋活サイト・SNS以外のインターネット0.9
幼馴染・隣人だった0.7
お見合い0.5
出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2023

友人からの紹介

友人からの紹介は信頼性が高く、自然な出会いの代表格。

出会いのきっかけランキングでも4位で、11.7%の人が友人からの紹介で出会ったと回答しています。

メリット・デメリット

メリットデメリット
相手の信頼性が高い
共通の話題(友人)があり会話がしやすい
初対面でも安心感がある
断り難い。友人との関係を気にしてしまう
どんな人を紹介されるかはその友人次第

活用方法

STEP
友人に頼んでみる

自分が結婚相手を探していることを友人に伝え、紹介をお願いしてみる。

STEP
共通のイベントに参加

友人が主催するイベントや集まりに参加することで、自然な形で出会いが期待できる。

マッチングアプリ

マッチングアプリは、手軽に多くの人と出会える方法です。

出会いのきっかけランキングでも2位(恋活)と5位(婚活)で、それぞれ14.1%(恋活)9.0%(婚活)

両者を足すと23.1%にも及び、およそ4人に1人がマッチングアプリで出会いを見つけている計算になります。

メリット・デメリット

メリットデメリット
多くの人と出会うことができる
気軽に相手を探せる
相手の情報を事前に知ることができる
詐欺や勧誘などにあう
危険な人物と出会うリスクもある
個人情報の流出や身バレ

活用方法

STEP
自分に合ったマッチングアプリを選ぶ

恋活・婚活・年代・再婚向け・会員数など。自分の目的や希望に合ったアプリを選ぶ。

STEP
プロフィールを充実させる

自分のプロフィールを詳細に記入し、正直な情報を提供することで、より良いマッチングが期待できる。

社会人サークル

社会人サークルは、共通の趣味や興味を持つ人たちと出会う場です。

出会いのきっかけランキングは6位で、8.1%の人がサークルで出会ったと回答しています。

メリット・デメリット

メリットデメリット
会話が弾みやすい
緊張しにくい
自然に異性と接することができる
関係を築くのに時間がかかる
輪を乱さないように立ち回る必要がある
男女比が偏っている可能性もある

活用方法

STEP
興味のあるサークルに参加

興味のあるサークルやグループに参加し、活動を通じて異性と知り合う機会を増やす。

STEP
積極的に関わる

サークルの活動に積極的に参加し、リーダーシップを取ることで、より多くの人と出会うことができる。

婚活パーティー

婚活パーティーは、短時間で多くの異性と出会えるイベントです。

参加者が共通の目的を持っているため、効率良く出会いのきっかけを増やすことができます。

出会いのきっかけランキングは10位で、3.1%の人が婚活パーティーやイベントで出会ったと回答しています。

メリット・デメリット

メリットデメリット
複数の異性と出会えるチャンスがある
参加者全員が結婚を意識している
短時間で沢山の異性と出会える
スペックありきで見る目が厳しい
場所選びを間違えると全然モテない
疲れる。人見知りにはハードな環境

活用方法

STEP
事前にリサーチ

参加する婚活パーティーのテーマや参加者の年齢層を確認し、自分に合ったイベントを選ぶ。

STEP
リラックスして参加

緊張せずにリラックスした状態で参加することで、自然な自分を見せることができ、良い印象を与えやすくなる。

結婚相談所

結婚相談所は、専門のカウンセラーがついてサポートしてくれるサービスです。

出会いのきっかけランキングは9位で、3.3%の人が結婚相談所で出会ったと回答しています。

メリット・デメリット

メリットデメリット
安心して活動できる
マッチングの精度が高い
真剣な交際を望む人に最適
費用が高額
求める人物像のハードルが高い
効率を求め対応が機械的

活用方法

STEP
カウンセリングを受ける

初めにカウンセリングを受け、自分の希望や条件をしっかり伝える。

STEP
積極的に活動

提案された相手と積極的にデートを重ねることで、理想の相手に出会う可能性が高まる。

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結婚に向けた交際のポイント

結婚に向けた交際のポイント

結婚に向けた交際は、ただデートを重ねるだけではなく、お互いの未来を見据えたステップ。

ここでは、3つのポイントに焦点を当てて解説します。

お互いの将来設計を確認する

結婚を考える際は、将来設計が一致しているかを確認することが重要です。

考え方・価値観が一致していなければ様々な局面で衝突が発生してしまいます。

仕事とキャリア

将来的な転職や転勤の可能性も含めて、どのようなキャリアパスを考えているのかを話し合っておきましょう。

人は楽をしたがる生き物。仕事と家庭の両立は難しく、不公平感が溜まりやすいですから、最初の内に方向性を確認しておいた方が良いです。

住まいと地域

都市部での生活を希望するのか、地方でのんびりした生活を望むのか。

都市部を選ぶなら仕事には困りませんが、生活費は高くなり、地方を選ぶなら車は必須。

どちらにも一長一短ありますから、お互いの認識をすり合わせておいた方が良いです。

家庭計画

将来子供を持ちたいかどうか。またそのタイミングや子育てに対する考え方をお互いに確認しておきましょう。

子供を持つと待ったなしの状態となりますから、タイミングは非常に重要です。

信頼関係を築く

信頼関係を築いておくと、自分の意見が肯定的に捉えられるようになり、衝突が少なくなります。

自分を満たす

時間的な余裕。精神的な余裕。金銭的な余裕。

これらが無いと自分のことで手一杯となり、他人を助ける余裕が生まれません。

自分のことを労わり、自ら自己肯定感を高める習慣を持つことが大事です。

まずは与える

人間関係の土台は「まず自分から与える」という思考。

自分から挨拶する。自分から声をかける。自分から手助けする。

このようにされて不快に思う人はまずいません。

関係の悪い夫婦は「まずは相手を治す」「相手が悪い」という発想をしがち

コミュニケーションを大切にする

「言わなくても分かる」「察して欲しい」はトラブルの元。

愛情表現は恥ずかしがらない、不満があるなら口に出して伝える、など。

例え小さなことでも、伝えることを疎かにすると思わぬ誤解を生むことがあります。

約束を守る

信頼関係は小さな約束の積み重ね。

時間通りに行く、ルールやマナーを守る、相手が不快を示したらやらない。など。

基本的なルール・約束事を守ることで誠実な人間と認められ、魅力となります。

同棲を考える

同棲は、結婚生活のリスクを抑える手段。

近年、若い世代の間で受け入れられつつある価値観です。

同棲のメリット・デメリット

メリットデメリット
お互いの生活習慣が合うか確認できる
より深いコミュニケーションが可能になる
日常の問題に対処する能力が高まる
ズルズル関係を引き延ばしてしまう
別れにくくなる。惰性で結婚してしまう
両親の理解を得られにくい

具体的なルールを決める

同棲を始める前に、生活のルールや役割分担について話し合い、合意を得ておきましょう。
具体的には

  • いつまで同棲するのか
  • 役割分担
  • 生活費
  • ケンカした時のルール

このような細かい所もルール化しておくことで、大きな問題に発展することと防ぐことができます。

結婚後のリスクを避けるために同棲をするわけですから、同棲自体のリスクも押さえておいた方が良いです

経済的な計画を立てる

同棲に伴う費用や支出についても事前に計画を立て、誰がどれくらい負担するかを決めておいた方が良いです。

ポイントはお互いが納得する点を探すこと。

折り合いがつかなければ同棲も結婚もまだすべきではありません。

同棲はお互いの関係を深める良い機会ですが、慎重に計画・話し合いながら進めることがポイントです

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結婚するために意識したいポイント

結婚するために意識したいポイント

順調にお付き合いを重ねると、いよいよ結婚の二文字が見えてきます。

結婚は勢いが大事。と言いますが、勢いだけではいけません。

ここでは結婚するために意識したいポイントを4つ紹介します。

自己理解を深める

以下、順番に解説します。

自己分析を行う

自分の性格、価値観、目標について考えてみましょう。

性格診断や自己分析ツールを活用して、自分を客観的に見つめるのも良いです。

過去の経験を振り返る

過去の恋愛や人間関係から学んだことを振り返り、自分が何を大切にしているのか、何に悩んでいたのかを理解しましょう。

不安や悩みは「知らない」「分からない」状態から起こる未来の妄想

そのため過去の経験を振り返り「知っている」「分かっている」が増えると、不安や悩みも解消します。

目標設定をする

結婚後のライフスタイルやキャリアに関する目標を設定し、自分がどのような結婚生活を望んでいるのかを明確にしましょう。

自己理解を深めることで、自分の考えをパートナーに伝えることができ、お互いにより良い案が生まれます。

相手を理解し尊重する

以下、順番に解説します。

積極的に聞く

相手の話に耳を傾け、相手の意見や気持ちを尊重しましょう。

  • 自分の考えが絶対的に正しい
  • 頭ごなしに否定
  • 上から目線
  • 話を遮る

上記のような独りよがりな言動では人は付いてきません。

感謝の気持ちを伝える

相手の努力や思いやりに対して、感謝の気持ちを伝えることで、良い関係を維持することができます。

例えば

  • 「好きだよ」
  • 「愛してる」
  • 「ありがとう」

このような言葉を伝えていると、相手からも感謝の気持ちが出てくるようになります。

  • 「言わなくても分かる」
  • 「嫌いなら別れている」

このように空気を読め・察しろという態度は、独りよがりな思考です。

人はエスパーではありませんから、言わないと分かりません

違いを受け入れる

意見や価値観の違いを受け入れ、尊重することで、建設的な関係を築くことができます。

生まれや育ちが全く同じ人なんていませんから、価値観の違いはあって当然

相手を理解し尊重することで、より深い絆を築くことができ、共に成長する関係を育むことができます。

自分の意見を押し通す人は、相手の考えを受け入れられない人。そのような人は人間関係も希薄になっていきます

お互いの価値観を確認する

以下、順番に解説します。

価値観に関する対話

結婚生活や子育て、金銭管理などについて話し合い、お互いの価値観を確認しましょう。

具体的なシナリオを挙げて話すと理解しやすくなります。

  1. ●歳までに子供を産みたい
  2. だから●歳までには結婚したいと思っている
  3. そのために●歳までには●万円を貯めようと思っている

このように逆算して話すと理解を得られやすいです。

長期的なビジョンを共有する

将来に対するビジョンや目標を共有し、同じ方向を向いているか確認しましょう。

ライフプランやキャリアに関する考えも話し合うことが大切です。

会社でも経営方針に共感できることは重要視されますよね

家庭の時間を重視するのか、今はキャリアを築くことを重視するのか。

これが絶望的に違うと、遅かれ早かれ気持ちが離れていきます。

価値観の違いを理解する

お互いの価値観の違いを理解し、どう折り合いをつけるかを考えることも重要です。

価値観は違って当り前

ですから、自分の意見が絶対に正しいと思わず「相手には相手の言い分がある」「相手の身になって考える」という事をしてみましょう。

例えば、LINEの返信が遅く「大事に想っているなら早く返すはず」と思っていたとしても

  • 言葉選びに慎重になり、時間が無いと返せない
  • 会社に居る時は仕事に集中したい
  • スマホを見る習慣が無い
  • 車内で画面を見ると酔う
  • 人にスマホ画面を覗かれるのを気にする

このように、返信しない人にもそれなりの理由があるものです。

コミュニケーションスキルを向上させる

幸せな結婚生活を送るためには、良質なコミュニケーションが不可欠。

コミュニケーションスキルを向上させることで、お互いの理解を深め、問題解決がしやすくなります。

アクティブリスニングを実践する

アクティブリスニングとは積極的に相手の話を聴く。ということ。

具体的には

  • 相手の話したいことを言い換える
    (つまり○○ってこと?)
  • 相手の言うことを確認しながら詳しく聞く
    (それっていつの話?誰に言われたの?)
  • 相手の気持ちに共感を示す
    (それはひどいね。頑張ったね)
  • 相手の話に集中していることを示す
    (雑音は無視する。相手の方を見る)

相手の言葉だけでなく、その背後にある感情や意図も理解することが大切です。

感情を素直に伝える

自分の感情や考えを率直に伝えることで、誤解を防ぎ、良い関係を築くことができます。

嘘や本心じゃないことは、態度や声のトーンでバレたりするもの。

ただし、ネガティブな感情を示す場合、言い回しには十分注意する必要があります。

言い回しの例

項目汚い言葉きれいな言葉
呼ぶときおい

お前
●●ちゃん
すみません

●●さん(相手の名字)
●●さん(相手の名字)
侮辱バカ

クソ

アホ

クズ

カス

ボケ

デブ
不注意な

本当に困った

理解しにくい

良くない人

あまり役に立たない人

勘違いしている人

ふくよか・ぽっちゃり
感情表現うざい

バカみたい

ムカつく

キモい
煩わしい

ちょっと変わった

腹立たしい

不快感を覚える
一人称
話し方タメ口敬語

問題解決のための対話を行う

問題が発生したときは冷静に対話を行い、共に解決策を見つけることが大切です。

感情的になっている時は、ネガティブな言葉が出やすいもの。

そして一度でも心無い言葉を発すると取り返しがつきませんから、まずはクールダウンしましょう。

双方が納得する道(win-win)を探すのは難しいもの。

ですが、探すことを諦めると不満は確実に溜まります。

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結婚するための準備と手続き

結婚するための準備と手続き

結婚の意思が固まれば、いよいよ結婚に向けて準備を進めていくフェーズに入ります。

ここでは結婚する上で避けて通れない準備や手続きについて解説します。

両親への挨拶と結婚の承諾

両親への挨拶では信用を得ることが肝心。

結婚すると相手の両親とは身内(1親等)の関係になるため、円満であるに越したことはありません。

挨拶のポイント

①事前の準備

両親への挨拶をする前に、パートナーと一緒に計画を立て、どのように進めるかを話し合いましょう。

両親の性格、行動範囲、好きな食べ物、など。

情報を沢山仕入れることで、失敗しない場所選びができるようになります。

また、日程調整の仲介をしてくれるとスムーズに段取りができます。

②タイミング

必ず事前(結婚前・同棲前)に挨拶すること。

事後報告は信頼を失い、取り戻すのに長い時間がかかります。

友人は、オフ会で初対面した女性と体の関係を持ち、しばらく家の敷居を跨がせてもらえなかったそうです

③正直な気持ちを伝える

両親に対して、結婚に対する自分の気持ちや考えを正直に伝えることは大事です。

ですが、嘘をつくのは論外。何も考えていないのも良くないです。

少なくとも挨拶に行くときは、結婚の決意や将来の計画について思考を巡らせ、具体的に話せるようにしておきましょう。

両親は息子・娘の幸せを願うものです

④相手の紹介

パートナーを両親に紹介する際は、相手の良い点や自分との関係の深さを説明すると良いです。

自分がどれだけ相手のことを想っているか。それさえ伝われば、たいていの両親は納得してくれます。

パートナーが変なことをしない限り、自分の想いの強さで納得してくれるものです

承諾を得るための工夫

①両親の意見を尊重する

両親の意見やアドバイスを尊重し、しっかりと受け止める姿勢を見せることで、納得してもらいやすくなります。

コミュニケーションのポイントは「聞く力」です

②時間をかける

両親の承諾を得るには時間がかかることもあります。

焦らず、じっくりと時間をかけて関係を築きながら進めることが大切です。

特に年配の人に対しては行動で示すことが重要

手間暇かけて足しげく通うことで本気度を伝えることができます。

③名刺を渡す

社会人であれば名刺を渡すことで両親から信用を得られやすくなります。

身分の証明にもなりますし、有名企業であれば経済面の心配もされなくなります。

結婚式の計画

結婚式は二人の新たなスタートを祝う大切なイベントです。

一生記憶に残ることになる可能性が高いため、しっかり計画しておきましょう。

予算の設定

まずはどれだけお金を使えるのかを決めましょう。

結婚式にかける費用は300万円前後ですが、誰を呼ぶかによって大きく変わります。

家族だけなら100万円以下。友人や会社の人も呼ぶなら300万円以上。と参加人数によって費用は大きく変わります。

衣装のレンタルをすると5万円、10万円(1人当たり)は平気で飛びますから、結婚式場の相場を把握してから決めることをおすすめします。

特に小物系のオプションがちりつもになります

式のスタイルを選ぶ

自分たちの好みに合わせて、結婚式のスタイルを選びましょう。

  • 伝統的な教会式
  • カジュアルなレストランウェディング
  • コストを重視したフォトウェディング

など、さまざまなスタイルがあります。

準備事項のリスト化

結婚式に必要な準備事項をリスト化し、スケジュールを立てて進めていきましょう。

  • 衣装の試着
  • 招待状の作成
  • 当日の進行
  • 司会の依頼

など。数か月前から準備は進むので、非常に手間がかかります。

特に他人に何かをお願いする時は数か月前から打診しておいた方が良いです

プロの協力を得る

  • 結婚式のプランナー
  • カメラマン
  • メイクアップアーティスト

など、プロにお金を払うことで品質の向上、作業時間の短縮が期待でき、計画も順調に進みやすくなります。

何でも自分たちでやろうとすると、かえって時間がかかってしまう事もあります

個人的におすすめしたいのは男性もメイク・ヘアセットをすること。

一生残る写真を撮るつもりなら、見た目にはお金をかけておいた方が良いです。

結婚に必要な手続き

結婚にはさまざまな手続きが伴います。

以下に、代表的なものを解説します。

婚姻届の提出

婚姻届を役所に提出することで、法的に結婚が認められます。

注意点・ポイントは

  • 婚姻届の提出窓口は毎日開いている
  • 郵送でも可能(ただし日付の指定はできない)
  • 夫婦以外に証人2人の署名(誰でも良い)が必要
  • 確実に受理して欲しいなら朝一で役所に提出する
    (不備があっても半日は猶予がある)

証人の署名は必要ですが、内容自体はそれほど難しくはありません

本籍地はどこにしても構いませんが、今後何かと必要になる場面がありますので、忘れないようにだけご注意ください。

姓の変更手続き

どちらかの姓に変更する場合は、運転免許証やパスポート、銀行口座などの名前の変更手続きを行う必要があります。

手続きには、婚姻受理証明書か住民票のコピーが必要です。

  • 婚姻受理証明書
    婚姻届けを提出した直後にもらえる
  • 住民票
    婚姻が反映されるまでに1日~1週間ほどかかる
手続き書類の概要

住所変更の手続き

住所が変わる場合は、住民票の移動や公共料金の名義変更なども行う必要があります。

  • 転出届:引越し確定後~引越し後14日以内
  • 転入届:引越し後14日以内

にそれぞれ行いましょう。

保険や年金の変更

結婚によって、健康保険や年金の加入状況に変更がある場合があります。

必要な手続きを行い、保険証や年金手帳の更新を忘れずに行いましょう。

会社に勤めている人はまず会社に報告。自営業の人は役所に申請が一般的です

手続きのコツ

必要な手続きをリスト化し、期限を決めて計画的に進めるとスムーズに行えます。

明確に時期が決まっているのは婚姻届けと転入・転出届。

早めにしておいた方が良いのは

  • 銀行・保険・クレジットカード など金融関係
  • 健康保険証・免許証 など身近なもの
  • その他

よく使うものほど早めにしておくと良いです

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結婚に対するよくある不安

結婚に対するよくある不安

結婚は楽しみと期待がある一方で、不安も感じることが多いです。

ここでは、そんなよくある不安とその対処法について解説します。

結婚生活に対する不安

以下、順番に解説します。

生活習慣の違い

お互い育った環境が違うため、生活習慣の違いは必ずあるもの。

大事にしている習慣やルーチンについて話し合い、折り合いをつけることが重要です。

ただし、他人の考えを変えるのは至難。

「次からは気を付ける」と言ってもすぐには治りませんし、治ったとしてもすぐに元に戻ります。

なるべくシステマチックな対応をしましょう。

システマチックな対応の例

寝る時間が合わない部屋を分ける
トイレの便座を下ろしてほしい自動的に下りる便座を買う
帰る前に連絡してほしい○時までに連絡が無かったら夕飯を用意しない
味付けの違い薄い方に合わせる
全く好みが異なるならプレーンにするか2品作る
寝る時間が合わない部屋を分ける
トイレの便座を下ろしてほしい自動的に下りる便座を買う
帰る前に連絡してほしい○時までに連絡が無かったら夕飯を用意しない
味付けの違い薄い方に合わせる
全く好みが異なるならプレーンにするか2品作る

もし意見を全く聞き入れてくれないなら、他人を尊重していない証拠。

ストレスフルで身体に支障をきたすくらいなら、別れることも視野に入れた方が良いです。

役割分担の不安

よく揉めるのは家事や育児の役割分担について。

基本的にはお互い合意のうえで決めるべきですが

  • 自分の都合しか考えていない意見はNG
  • 忙しさや収入を理由にした家事の全振りもNG
  • 口を出さず手を出す(文句は言わず手を貸す)
  • 「やってあげたよ」と感謝の押し売りは禁止

このような点に気を付けましょう。

これはわたしの持論ですが…毎日ぐっすり眠れていれば休みの日なんて要らない。と思っています

将来のビジョンの違い

結婚後の生活に対するビジョンが異なると、長期的な不安が生まれることもあります。

将来の目標や希望についてしっかりと話し合い、共通のビジョンを持つよう努めましょう。

代表的なもの
  • 子供の有無や人数
  • 子供の教育方針(私立or公立)
  • 将来どこに住みたいか(都会or地方)
  • ペットの有無
  • どんな家に住みたいか(持ち家or賃貸)
  • 親族との関係性(親戚付き合いしたいか)

この辺りは結婚前に確認しておいた方が良いです。

子育てできるか不安

基本的にそこまで心配はいりません。

理由は、今まで何億~何兆という人が子育てを経験しているため。

初めてのことには不安はつきものですが進学や就職と同じで、時間が経てば子供がいる生活が当たり前になってきます。

子育ての経験者として一つ言えることは、とにかく育児の時間だけは確保すること。

幼少期の子供にとって親との触れ合いはコミュニケーションの第一歩。

基本がしっかりできていないと、他者とのコミュニケーションも歪んだものになる可能性が高いです。

経済的な不安

以下、順番に解説します。

収入と支出のバランス

原則、黒字化すること。

結婚に必要な収入や貯金はいくら?成婚者アンケートから平均額を算出 より

  • 夫婦の生活費は平均22万円/月
  • 子供1人あたり13万円/月

上記を目安に考え、それ以上の収入を得ることを目標としていれば生活に困ることは無くなります。

貯金と資産の管理

お金は何となく貯めるのではなく

  • 将来何が必要かを考え、具体的な金額を試算する
  • インフレを考慮し、定期的に計画を見直す

この2点を進めておけば将来に不安を覚えることも少なくなります。

不安は「知らない」「分からない」が原因で生まれます

そのためまずは将来的に必要になる金額を試算し、「知っている」「分かっている」状態にする必要があります。

金融問題の対処

ローンや借金などの金融問題がある場合、その対処法を話し合い、計画的に返済していくことが重要です。

基本的にはパートナーをアテにしないこと。

「パートナーに払ってもらおう」と考えないことはもちろん、生活費はパートナーに期待して自分は返済に専念する。

このような考えもパートナーをアテにしているのと同じです。

お金の貸し借りは人間関係を悪化させますから、自分の問題は自分で責任を持って完済させるようにしてください。

稼ぐ力をつける

昨今は大手企業でも大規模なリストラを実施しており、生涯雇用が維持できるかも分からない時代。

リモートワークで働き方も多様化しています。

そのため、いい大学を出て安定した企業に入る。

だけでなく、自分自身の付加価値を高める努力をすることが重要視されつつあります。

ポイントは

  • 読書をする
  • 色んな知識、経験を付ける
  • 天職を見つける

本は出版社が間に入っているため情報の確度が高く、低コストで知識を付けれるコスパのいい媒体。

そして色んな知識を持っていれば他社でもつぶしが効き、夢中になれることを仕事にできれば「努力感」を感じずに打ち込める。

やりたいことが見つからないなら、片っ端からやってみましょう。

夫婦間のコミュニケーションに関する不安

意見の食い違い
感情の共有
誤解やすれ違い

以下、順番に解説します。

意見の食い違い

意見や価値観の違いからくる食い違いは離婚原因のNo1

お互いの意見を尊重し、解決策を一緒に見つける努力をしましょう。

ポイントは、相手に対するリスペクトを忘れないこと。

単に不満を伝えるだけではダメで、

  • まずは自分の悪い点を治す
  • 相手の心情にも配慮する
  • 感謝の心を忘れない

このようなことを踏まえたうえで「命令しない」「脅さない」「感情的にならない」ことが大事。

「○○されるとわたし(僕)は悲しい」と、自分の感情を伝えるだけで基本的にはOK。

そこから先の判断は相手に任せましょう。

感情の共有

感情を上手に共有することができないと、不安が募ることがあります。

例えば

  • 「好きだよ」
  • 「愛してる」
  • 「ありがとう」
  • 「ごめんなさい」
  • 「○○されるとわたし(僕)は悲しい」

このような言葉を素直に口にできないと「大切に思ってくれていない」と不信感を抱かれます。

「言わなくても分かる」という考えは破局の元

人は伝えないと分かりませんし、言葉で言われるとやはり嬉しものです。

誤解やすれ違い

誤解やすれ違いが原因で不安が生じることもあります。

例えば、なんの意味もなく、ただ純粋に

「○○なんて言ってないよ?誰かと間違えてない?」

と言ったとしても、相手は疑われたと思って

「なんで詰めてきた?」

と機嫌を悪くすることもあります。

ほんの小さな解釈違いでこのようなケンカに発展することは珍しくありません。

普段から自分の考えや性格を伝えたり、信用貯金を貯めて誤解が生まれないような環境を作っておきましょう。

信頼が厚いと良い意味で捉えてくれるようになります

家族との関係に関する不安

以下、順番に解説します。

家族間の価値観の違い

相手の家族との価値観の違いからくる不安があります。

例えば

  • 宗教に入っている
  • 学歴や安定した職業に就いていることを重視する
  • 頻繁に集まって過ごすことが大事と考えている
  • 女性は家を守るべき。という伝統的な価値観を持っている

家族間の価値観はおいそれと変えることはできません。

どうしても反りが合わない場合、距離を置くのが最善策。どんな人間にも合わない人は居ます。

決して

  • 当事者に丸投げ
  • 静観
  • 両親に肩入れ

これらはしないようにしてください。

家族行事や習慣の違い

家族行事や習慣の違いに不安を感じることもあります。

例えば

  • クリスマスや年末年始の過ごし方
  • 結婚記念日の過ごし方
  • 朝食や夕食のとり方
  • 誕生日の祝い方
  • 家事や育児の分担
  • 伝統的な祭りに対する姿勢

積極的に参加する家族もあれば、何もしない家族もあるため、それぞれの習慣を尊重することが大事です。

習慣の違いは「どちらが正しい」というものではありません

家族の期待や圧力

家族からの期待や圧力が不安になることもあります。

例えば

  • エリートな人と結婚することを期待される
  • 早く結婚、早く子供を持つことを期待される
  • 2人目を生むことを期待される
  • 家族の伝統を守ることを期待される
  • 家を継いだり親の介護費用を求められる

わたしも散々言われましたが、そのような期待・圧力に納得できなければ「その結果、発生するリスクについて責任を負えるのか」と言ってみる。

または「負ってくれそうか」を考えてみて下さい。

  • 相手が家庭を顧みない人だったら?
  • 早く結婚するとキャリアを手離す羽目になる
  • 2人目の子供の世話は誰がするのか
  • 介護するには仕事を辞めなければいけない

「お金なら心配しなくていい」「面倒はちゃんと見る」このように言ってくれるならまだ良いです。

しかし「合わなければ離婚すれば良い」「転職すれば良い」と軽々しく、他人事のように言うようなら耳を貸さなくて良いと思います。

自分を幸せにできるのは自分だけですから、自分が納得できるかで判断してください。

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筆者の経験談

筆者の経験談

ここからは結婚相談所に入会して10か月で成婚退会した筆者の意見をお伝えします。

結婚するために必要なもの1選

結婚するために必要なものは沢山ありますが、一つ上げるとしたら決断力

「何があってもやり切る」という強い決意があれば積極性が生まれますし、時間も確保するようになります。

わたしは昔から結婚願望を抱いていましたが、何となく結婚したいと思うだけで、積極的な行動はしてきませんでした。

ですが、友人の子供に後ろ指をさされる場面を想像してからは「次にバナー広告を見かけたら結婚相談所に申し込みをしよう!」と決意し、そこから凡そ1年後に結婚することができました。

結婚相談所に入会を決めたきっかけ
  • 初対面の相手には笑顔で挨拶する
  • 毎日LINEする
  • 3回目のデートで告白する
  • オウム返しが有効

ネットでは沢山の恋愛ノウハウが紹介されていますが、ノウハウよりもまずはマインドを整えることが重要。

「“出来れば”結婚したい」「”無傷で“成功したい」

このような心持ちだと、フラれ続けたときに心が折れます。

おすすめの出会いの方法2選

個人的におすすめする出会いの方法は「友人の紹介」と「結婚相談所

どちらも

  • 信頼性が高く恋愛に集中できる
  • 時間を無駄にし難い
  • 致命傷を負わない(詐欺に遭いにくい)

このようなメリットがあり、恋愛初心者でも手が出しやすいのが特徴です。

以下に詳しく解説します。

友人の紹介

人脈があるなら、友人から紹介してもらうのはおすすめです。

  • すでに友人の目を通して人間性はチェック済
  • 勝算の無さそうな人はそもそも紹介しない

という点から、恋愛初心者でも成婚率の高い手段で、1割以上の人が友人の紹介で結婚しています。
(出典:ゼクシィ結婚トレンド調査2023

お金がかからない点や、友人を通して気持ちを知ることができるのも良いですね

ただし、友人に人を見る目が無ければ、とんでもない人を紹介される恐れもあるため、その友人が信用できるか。

という点には注意が必要です。

結婚相談所

人脈が無いなら結婚相談所がおすすめです。

費用が高額なことが一番のデメリットですが、それさえクリアできれば、合コンやマッチングアプリ・婚活パーティーよりも確度の高い出会いが期待できます

そもそも費用の高さというデメリットが

  • 詐欺・勧誘が入り込む余地を無くす
  • 本気度が高い

というメリットになるため、純粋なデメリットとは言えない点。

また、会員層は「年齢が高い」「本気度が高い」ため、とんとん拍子に話が進むことも大きなメリットです。

結婚までのスピード

方法平均(ヶ月)
婚活サービス19.8
職縁36.1
学校・サークル48.6
友人紹介(合コン含む)33.2
SNS37.1
地縁、血縁、お見合い24.8
「出会い方の違いによる影響性調査2017」(リクルートブライダル総研)より

ただし、簡単に結婚できるわけではありません。

本気度が高い分、求める人物像も高く、プロフィールや写真の作り込みは必須。

100人に声をかけて99人にフラれる覚悟は持っておいた方が良いです。

マッチングアプリ

マッチングアプリは致命傷を負うリスクがあるため、あまりおすすめしません。

気軽に・安く利用できるメリットは大きいですが、多額の金額をだまし取られたり、犯罪に巻き込まれる。

といった社会的に終わるリスクもはらんでいるため、恋愛初心者にはおすすめしにくいです。

ただし、人を見る目がある経験者が用いる手段としてはアリだと思います。

リスクには十分気を付けたうえで、恋愛経験を積むトレーニングの場として使うのも良いと思います。

交際のポイント3選

個人的に思う交際のポイントは「同調」「素直さ」「積極性

これらは無くても行ける。ではなく無くては成らないもの・避けては通れないものです。

完璧にこなす必要はありませんが、及第点を取れるくらいにはしなければいけません。

以下、詳しく解説します。

同調

これには色んな意味が含まれています。

  • 相手への同調:共感、笑顔、共通点の一致など
  • 周囲への同調:清潔感、マナーなど
  • 環境への同調:服装など

まずは周囲や環境への同調。

近年は価値観の多様化が叫ばれていますが

  • 明らかに浮いた姿は周りから白い目で見られる
  • その結果、恋人が恥ずかしい思いをする
  • 「こんな人と一緒にいたくない」と思われる

このようになるため、ある程度「周りに合わせる」ことは必要です。

自分は気にしなくても相手が気にします

相手への同調とは「否定しない」「共感する」「共通点を探る」というおなじみのもの。

自分の意見・考えを否定されていい気分になる人は居ません

ビジネスならそれもありですが、プライベートでは同じ考えの人同士が集まるもの。

ですので、同調する能力は重要度が高いです。

素直さ

プライドが高い人は嫌われます。

これは恋愛に限らず、友達・会社・家族、全ての人間関係で言えること。

意識的に抑えていたとしても、気が緩むと出てしまいます。

そのため、改善するには普段の思考を変えなければいけません。

コツは、大人になること・習慣化すること。

子供のような人
  • 謝ったら負けと思っている
  • 理屈や正論を振りかざす
  • 自分の方が絶対正しいと思っている
  • 輝かしい実績のアピール
大人な人
  • 相手の身になって考える(マナーを守る)
  • キレない(感情的にならない)
  • プライドを捨てる(素直になる)
  • 相手を心から褒める(相手を立てる)
習慣化すること
  • 成功の基準を下げる(過度に謙遜しない)
  • 自分で自分を褒める(自慢しない)
  • 色んな考えの人が居ると信じる

プライドが高いということは子供の思考が抜けきっていない、精神的に未熟な人とも言えます。

積極性

言わずもがな。積極性が無いと何も始まりません。

特に大規模の婚活パーティーや合コンでは死活問題となりますので、失敗を恐れない心が大事です。

消極的な人が積極的になるには覚悟と自信が必要。

まずは意志の力で異性との会話に挑戦してみる。

職場の同僚や学校のクラスメイト・マッチングアプリなどを通じて会話することに慣れましょう。

1回や2回ではなく、10回、100回と試行すること

慣れてくると自然に会話ができるようになり、意志の力に頼らなくても自然にできるようになってきます。

後回しにしない方が良いこと4選

人生はタイミングが大事なことがよくあります。

個人的には「婚姻届けの提出」「写真」「両親への挨拶」「旅行

この4つは特にタイミングを見極めた方が良いと感じます。

以下、詳しく解説します。

婚姻届けの提出

明確に時期を決めてください。

これをしないと「このままでもいいんじゃないか」と思ってしまい、ズルズル結婚を引き延ばしてしまいます。

長く同棲している男性にとって、結婚とは

  • 責任が発生する
  • 別れるのが面倒になる

とデメリットばかり目立ちます。

人の意思はそんなに強くありません。熱意がある内に物事を進めないと、後で問題にされなくなります。

写真

今が一番若い時

年を重ねると容姿は悪くなりますから、撮れるうちに撮っておくことをおすすめします。

特に妊娠するとお腹が出てきますし、産後は一気に体型が変わる可能性あり。

そうなると元の体型に戻すのが難しくなります。

経済的な理由で式を挙げられないとしても、数万円あれば写真は撮れます

両親への挨拶

たかが挨拶。と侮ることなかれ。

挨拶は存在承認と言われ、相手の存在を認めている証。

逆に挨拶しないと「仲良くする気が無い」「眼中にない」と暗に示すことになり、失礼な印象を与えかねません。

礼儀を重んじる人ほど挨拶は効果が高いです

結婚すると身内になる関係、切っても切れない関係になりますから、円満になっておくに越したことはありません。

ポイントは結婚前・妊娠前・同棲前…と事前に挨拶をすること。

後回しにすると、どんどん事態は深刻になっていきます。

旅行

年をとったり、子供ができるとますます行きづらくなります。

  • 行きたいなら今のうちに行っておく
  • 行きたいと思わないなら行かない

とはっきり決めておくほうが良いです。

年をとると

  • 夜行バスに乗るのがしんどくなる
  • 新幹線の自由席がしんどくなる
  • 飛行機のエコノミークラスがしんどくなる
  • 長距離のドライブがしんどくなる

で、交通費にかけるお金が高くなっていきます。

子供が産まれると

  • ぐずった時にあやすのが大変
  • イレギュラーな対応を迫られ精神的に疲れる
  • 子供用の設備が無いとより大変

言う事を素直に聞いてくれるとも限らないので、大人一人の面倒を見るより大変です。

純粋に旅行を楽しむ余裕が生まれず、嫌な記憶や苦労話になりやすいです。

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まとめ:一に決意、二に致命傷を避ける知識のインプット、三に行動

結論:一に決意、二に致命傷を避ける知識のインプット、三に行動

ここまで結婚するためにはどうしたらいいのか。多岐に渡り解説してきました。

基本となるのは本人の意思。

決意をもって望むことで、モチベーションは行動するための原動力が生まれます。

ただ、無策で始めるのは無謀。

マッチングアプリでは詐欺に遭うリスクもありますから、致命傷を避けるための知識を付けることが大事です。

そこまでできれば後はひた走るだけ。

細かいテクニックは走りながら覚えていけばよいです。

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